◆登場人物一覧◆
第三幕終了時までの人物紹介です。三幕までの内容に関しては一部ネタバレしています。
名前のないキャラクター(老神父や宿屋の主人など)は含めていません。
○はオリジナルキャラクター、●は実在の人物です。
○オリヴィア(Olivia)
ブルネット(黒髪)に緑の瞳。アルトの美声を持つ。
女性にしては背が高い。
プロローグ時点では25歳、物語開始時は10歳。
自分の意志を曲げず、目標に対して一直線な性格だが、怒りっぽいのが玉に瑕。
1713年7月4日生まれ。
○リオネッロ(Lionello)
禁断の外科手術を受け、ソプラノの美声を保っている少年。
天使のような金髪に榛色の瞳。
子供の頃は小柄だったが、大人になるとオリヴィアより背が高くなる。
プロローグ時点では24歳、物語開始時は9歳。
あまり物事を深く考えるたちではない。
1714年10月2日生まれ。
○アンナ(Anna)
オリヴィアとリオネッロを引き取った強欲な女性。オリヴィアの遠縁にあたる。
○ルイジ(Luigi)
アンナおばさんの夫。寡黙な革職人。リオネッロの親戚。
○ジャンバッティスタ・フィオレンツァ(Gianbattista Fiorenza)
カストラートになる少年のブローカーをしている男。
~~~第二幕以降~~~
●カッファレッリ(Caffarelli)
実在の歌手(1710年 - 1783年)。本名はガエターノ・マヨラーノ(Gaetano Majorano)。
ソプラノ・カストラートだが、現代において彼のために書かれた曲が歌われるときは、通常メゾソプラノが担当する(バロック時代にはまだメゾソプラノという声種がない)。
名歌手としての名声を欲しいままにした一方で、わがままで気分屋で鼻持ちならない奴だったと言われている。
●ニコラ・ポルポラ(Nicola Porpora)
実在の作曲家(1686年 - 1768年)。オペラやカンタータを数多く残している。
ナポリ楽派らしい陰影を含んだ曲調に色香と魅力がある。
声楽教師としてファリネッリやカッファレッリなど、バロック時代を代表する名歌手を育てたことでも有名。
●レオナルド・レーオ(Leonardo Leo)
実在の作曲家(1694年 - 1744年)。
レーオの明るい曲調が好きなので、作中でも「陽」を感じさせる人物になった。
●フランチェスコ・ドゥランテ(Francesco Durante)
実在の作曲家(1684年 - 1755年)。
宗教音楽をたくさん残している。どことなく真面目な印象を受ける曲が多いので、作中ではニコリともしない人物となった。
●ヨハン・アドルフ・ハッセ(Johann Adolph Hasse)
実在の作曲家(1699年 - 1783年)、テノール歌手。
有名な女性歌手ファウスティーナと結婚した。
ヘンデルやバッハと同世代のポルポラたちより若い上、長生きであることから、曲調は後期バロックより前古典派に近い。
●ファリネッリ(Farinelli)
実在の歌手(1705年 - 1782年)。本名はカルロ・ブロスキ(Carlo Broschi)。
おそらくもっとも高名なソプラノカストラート。映画にもなった。
●ヴィットーリア・テージ(Vittoria Tesi)
実在の歌手(1701年 - 1775年)。深いアルトの声を持つ名歌手。
●カルロ・カルミニャーノ(Carlo Carmignano)
ナポリの裕福な銀行家。
○エンツォ(Enzo)
ボーイソプラノ時代は神童と呼ばれていた青年。原因不明のうちに高音域を失い、作曲家として再出発する。
○ぽっちゃりくん、本名はマルチェッロ(Marcello)
ソプラノの少年。オリヴィアと同い年だが、2年くらい前から音楽院に在籍している。
○サンドロ(Sandro)
ぽっちゃりくんの兄。アルトカストラートでカッファレッリの同輩。
○マルコ(Marco)
オルガン奏者。カッファレッリの伴奏をしていた。
○ピッポ(Pippo)
トランペットを専攻していた音楽院学生。本名はフィリッポ(Filippo)
○ガスパーレ(Gaspare)
テノールとして音楽院で学んでいる。
○ジュゼッペ(Giuseppe)
寄宿舎の管理人。生徒監に雇われた下働きの中年男。




