とりあえずギルドにつてが出来そうです
短いです。
この場で、ギルドの登録受け付けが出来ます。
と受け付け嬢には聞いたが、我々4人で叩きのめした大の男6人が、ずいぶん周りに迷惑をかけているようだ。これではギルドの印象が悪くなってしまう、「お嬢さん、今見て頂いていたように我々4人に非は無いと思うのですが、このままでは他の皆様のご迷惑になると思いますのでどのように始末すればよろしいでしょうか。出来れば指示を頂けるとありがたいのですが、如何でしょう」
「あ、はい。ご丁寧に有り難うございます、ですが直ぐにギルド職員が適切に処理をいたしますのでお構いなく。それと、申しおくれましたが私は、総合受け付け兼受付チーフを拝命いたします。キャサリン デ カリエステルと申します。今後ともよろしくお願いします。」
「カリエステル様と申しますと御領主様の###」
「おい、何処の馬鹿が暴れたんだ。」
「ロイドさん」
「キャサリンか、どうなってんだ、教えてくれ、見てたんだろ。」
「はい、こちらの男性とお仲間の女性3人の方が、キルドに登録に来られて何処で登録をすれば良いのかを男性の方が代表で私の所に尋ねに来られたのですが、後ろからいきなりジャイロさんが、女3人連れて来るとは生意気だと申されて殴りかかられました。」
「それで見事に返り討ちか。」
「はい、瞬きをする間でした」
「それで、あちらの3人の女性の方だが、事情をお聞きしたいが宜しいか。」
「もちろんです。ローズ、リリー、ラズベリー此方へ」
「髪の毛が黒いのがローズ、ブロンドがリリー、ラズベリーが銀髪です。みんな此方は、ロイドさんキルドの職員の方だ。先ほどの乱闘騒ぎの事をお聴きしたいそうだ。先ずは、ローズ、君からだ。」
「はい、分かりました。まず1人がシュルツ様の方へと向かいました、その後固まっていた残り5人が此方へと来ました。そして5人で我々3人を囲み、大人しくしろさもないと痛い目にあうぞ、と脅し正面の3人が我々の乳房を揉みしだいたので正当防衛として揉みしだいていた手を取り逆間接にひねり関節を外しそのまま後ろ襟首をつかみ足払いをかけ後頭部を床にたたきつけました。そうすると左手にいた男が、片手剣を抜き叫びながら切りかかって来ましたので左半身に構え相手の剣を持つ右手が伸びたところを右手で相手の右手首下を掴み左手を相手の右上腕部外側に叩きつけ相手の右肘を砕き足払いをかけ床に後頭部を叩きつけ剣を回収いたしました、以上で私の報告を終わります。」
「リリー頼めるか。」
「はい、私の場合は1人目はローズと同じように、乳房を揉まれましたので腕をひねり上げ、襟首を掴み足払いをかけ後頭部を床に叩きつけました。2人目は、右側の両手剣持ちでしたが、ラズベリーにご執心だったようで、後ろに回っても気が付かれず、股間に1ぱつ蹴りを入れ前のめりに倒れるところを襟首を掴み足払いをかけ床に後頭部を叩きつけ剣を回収いたしました、以上で私の報告を終わります。」
「もう聞く間でもないが、一応ラズベリー報告を頼む。」
「畏まりました、1人目はローズ、リリーと同じ要領で仕留めました。2人目は、単にリリーが死角になる用に誘導したに過ぎません、私からは以上です。」
「わかった、3人ともご苦労さま、楽にしてくれ。」
「ロイドさん他に何か質問はありますか???」
「この騒ぎに関しては、君達の正当防衛は認められる。キャサリン、この4人はまだ登録前なんだな???」
「はい、ロイドさん、どちらで登録すればいいのかを聞きにきただけの一般人の方々です。」
「解った、まずあなた方一般人の皆様に我らのギルド員がハレンチ行為かつ命の危機に関わるような真似をしてしまったことを、ハンターギルド カリエステル支部副ギルド長ロイド フェルナンドの名において深く謝罪します。また、このような蛮行を働いた5人と1人はギルド員の資格の剥奪並びに犯罪奴隷として鉱山での重労働の刑に処しますので、どうぞお許し下さい。また、慰謝料びに犯罪奴隷の売却益に尽きましてのご相談は場所を変えて行いたいと思いますのでお付き合い願えないでしょおか。」と丁寧に腰を折り頭を下げた。同じく、キャサリンも起立して頭を下げた。
「解りました、その謝罪をお受けし、ご相談にも乗りましょう。申し遅れました、私は、4人のチームリーダーを務めますシュルツ滝川と申します。」とシュルツは、ロイドに対して丁寧に腰を折り頭を下げた。後ろにいる3人も同じように頭を下げる。