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君のために明るい人生を  作者: 暁菜
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初めての会話

次の日


学校に行くのが苦痛だった


特になにか言われたわけでも絡まれたわけでもなかったが


席が後ろで正直怖かったのだ


友達・・・当然まだできてない


重たい脚を無理に動かし学校に向かう


教室の近くの自動販売機を通りすぎると急に声をかけられた


「おい!」


振り返ると例の彼がいた


「なんですか」


恐る恐る言葉を返す


「財布忘れたから金貸してくれない」


カツアゲ・・・恐喝


「明日返すからさ」


返ってくるんだろうか


「どうぞ」


今の全財産千円を彼に渡した


彼はそのままジュースを買いありがとうと言って教室に入っていった


きっちりおつりを返して


もしかしたら外見だけでいい人なのかもと思った


でも周りはそうはおもってない


クラスはなぜか僕と後ろの彼のほうには近づかないって感じだった


僕はただ席が前ってだけのとばっちりだ


世の中行動がすべてスタートでなにもしなかった僕が悪い


わかってはいるけど残念ながら声をかける勇気と行動力が僕にはなかった


1日が終わるのはすごく速く感じる


高校生活2日目が終わり運命の3日目に


今日から人生が一気に変わるなんて今の僕には思いもよらなかっただろう

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