表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
因果律のレイン  作者: テンペスティア
A.C.L 序
53/76

《side鬼原》やっと私が主人公だよ!国からのお仕事捨ててスイスへ行くのは楽しいなぁ!!

 「人工因果律第十八次中間報告を開始する」


 首相官邸にて官僚らによる極秘の会議が始まった。

 篠崎重工にて起きた起動実験と、失敗。


 彼らが生き急いだ結果ではあるが、それを自らの責とする者はいない。


 「それで、篠崎はどうした?」


 「今報告書等々誠意制作中だ」


 「当然だ。山本錫が復活したんだとな?当然の責任追及だ。

  (むし)ろこんな物で済んで感謝して頂きたいものだな」


 篠崎重工の社長室にて書類を書き殴っていると、急にくしゃみをした。


 「ぶぁっくしょ!!・・・お偉いさん共が笑ってるのかな」


 「・・・・・・続いてだ。鬼原蓮とヘルマン・ホ―エンハイムは

  どうした」


 「あのガキ共、研究したい物があると言って、チューリッヒまで

  飛んで行ったわ」


 外務省長官である野口の言葉を聞いた安藤総理が卓に拳を突いた。


 「何だと!?」


------------------------------------------------------------


 「ふぅぅぅーーーぁ!やっと付いたぁ」


 「長旅お疲れさまでした。この空港からまた移動しなくちゃ

  なんですけどね」


 「平気さ。あれは京都までだったが、あの時よか疲れは少ない」


 ヘルマンが笑顔で頷く。


 「良かったです。では、行きましょうか」


 「ああ。ところで、ホ―エンハイム君、君が私をここへ呼んだ理由、

  教えてくれないか?」


 「まぁ、簡単に言うとですね、”山本錫が復活した理由”が

  分かるかも知れない文献があるんですよ。大学に」


 「さすがだねぇ。それって錬金術界隈の話?」


 「いいえ・・・”神格”の話です」


---------------------------------------


 「・・・こちらが僕の通っていた学舎、ケーリアバーグ大学です」


 「すごく・・・大きいです。っとにかく、その文献がある所へ

  行ってみようYO!」


-------------------------------------------


 「その文献を保管している図書室の司書さんも日本語が話せるので

  安心してください」


 「へぇ」


 「その司書さんは海外への渡航経験がありまして、そこでは

  イリアステル研究をしていた様です」


 「と言うと、ナノクオーツの?」


 「はい」


 すると、鬼原の表情が険悪になった。

 ヘルマンが顔色を伺うと、途端鬼原がいつもの調子へ戻る。


 「ああ、ごめんごめん。トイレの場所考えてただけですー!」


 「そうですか・・・。それならあそこを右に・・・と、

  到着しました。ここが図書室です」


 「うん、ここ図書室ってか最早図書館。佐伯君の宅から

  十数分の赤レンガな図書館より広いよここ。公園含めて」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ