トウソウ、
「因果律のレイン・・・・・・計画?」
「その名前・・・」
「タイトル回収ですね」
「そうじゃないわ。その名、私の因果律と何か関係があるのでは
無いのかしら?」
亀岡SAを目前に控えた中、所長の野望の
真の名に隠された真相を探る。
謎が謎を呼ぶ。そんな混沌とした状況をいつまでも続けている場合では
無いと言うのに・・・・・・。
「SAに着いたぞ。ひとまず休憩する」
「だがナルラトテプ、あまりゆっくりは出来ない。何よりも屋敷が心配だ」
「屋敷?何の事だいヒドラ?」
そういえば鬼原さんと響さんはヒドラの正体を知らなかった。
「屋敷、私の・・・名無一門の屋敷だ」
「え?ヒドラさんいきなりどうしたんですか?」
「二人は知らなかったな。私が名無家現当主、名無寧々だ」
「・・・・・・知りませんでした」
「うん確かに顔利きだね。つか顔パス行けるんじゃない?」
「三人共、茶番は終わりよ。この施設何かがおかしいわ」
私の言葉を聞き、全員が辺りを大雑把に見渡す。そして、その結果
見出した結論はーーー。
「物音が、聞こえませんね・・・」
「今日は平日とは言え、ここまで人気が無いのはつまりそう言う事
なんだな?」
ヒドラこと寧々さんの一言に、全員が背を合わせ身構える。
「山本錫が仕組んできたか!」
「その様ですね。ほら、人が現れたと思ったら案の定リヴァースに
よって操られた人々ですしね」
「神下町までもう少しだと言うのに・・・」
「ヴヴぁああああああああ!!」
襲いかかる人々を軽く受け流していく。
私と響さんはそれぞれの因果律で、寧々さんとナルラトテプは
異業を召喚している。
一方鬼原さんと鈴さんは・・・・・・。
「うわわわわわわ!ねぇ鈴ちゃん、駄目元で聞くが君の因果律は!?」
「前にも言ったはずだけど、私の因果律はーーー」
「どっどどどしたの!?」
「"ナレーターを生み出す"因果律なの・・・・・・」
物語を第三者視点による進行に出来る因果律。これによって
雨音の負担も減る。
そして、”ここに彼らが生きていた証を残せる”。
「今ので大体分かった!んで、それを使って敵を自動的に倒せたりは?」
しなかった。
「逃げよう」
「うん」
「たーすけーてー!!」
「あれ!?ねぇ鈴ちゃん、あそこ見て!」
「あれは・・・・・・晴斗さん?」




