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因果律のレイン  作者: テンペスティア
Rain of Causality Law
34/76

計画

 「・・・・・・この千代田が敗れようと、名無の血族は

  絶えぬ!」


 「御託並べるの好きだね君達。もっとすぐに死んでもらわないと

  計画が遅れちゃうよ。僕はすぐにでも愚かな人間が羅刹に

  成り果て、暴挙の限りを尽くす最高の世界が見たいんだよ」


 「クズめ・・・・・・」


 「お前らが僕を苦しめたからだ!死んで当首に詫びろ!

  四楼、晴斗君!」


 「ははは、駒が増えるのを傍観するのはやっぱり楽しいなあ!」


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 「曇天、今名無一門の人間から連絡が入った」


 セフィロトの一人、ナルラトテプが連絡があったことを

 伝える。ハンドルを握る手を強張らせ、一拍空け、口を開く。


 「名無一門の人間が全滅した」


 「嘘は嫌いだ。ナルラトテプ、冗談はよせ」


 ヒドラの言葉は辛辣かつ冷静な言葉を口にする。

 しかし、その顔は蒼白となっていた。


 「ヒドラ・・・・・・」


 「こんな事を言って疑うのは当然の事だが、今回の戦犯も山本だ。

  奴ならやりかねない」


 「そうだろうな・・・・・・あの男の計画も次第に大詰めとなるか」


 計画ーーー。山本錫が始めようとしている、全人類の羅刹化。

 それによる混乱こそが彼の思惑。


 「その、今話題の山本錫の計画ですけど、何か格好いい名前とか

  付けてるんですかね?」


 「それに関してですが、その計画の経緯について、最後に

  話をさせて下さい」


 「こちらからもお願いするわ」


 「では・・・・・・」


 「次回お話しましょう」

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