第6話 出会い
長い間更新せず申し訳ございませんでした。
「「あっ!」」
「きみは!」 「あんた!」
「「夢の!」」
「あなたは誰なの。そしてどうしてここにいるの」
「それはこっちの台詞...でもないか。んと俺の名前は高橋太刀風だ。タチって読んでくれ。で、色々あって家に帰れなくなったからこのカナタヤナまで来たんだよ」
まさか異世界からきたなんて言っても信じてくれる訳がないと思い誤魔化した。
「で、君の名前は?何でここにいるの?」
「私はダリア。ここには店の買い出しに来てたの」
「そう言えば、あなた家に帰れないって言ってたけどこれからどうするの?」
「ん〜それはまだ決めてないんだ」
「じゃあ私の家に来る?」
思わぬ彼女の提案にタチはびっくりした。
「えっ、いいのか?」
「えぇ、その代わりうちの店で働いて貰うけど」
「全然良いよ!ありがとう!」
「じゃあ行きましょう。」
それから5分程でダリアの家に着いた。
「店って酒場だったのか。」
「そうよ。うちの酒場はカナタヤナでも有名な所なのよ。」
「凄いな。」
「あっ、ちょっと待ってて。親にタチの事言ってくるから」
分かった、と返事してその場で待っていた。
それから間もなくしてダリアは戻ってきた。
「大丈夫だったわよ、着いてきて」