第5話 カナタヤナ
太刀風は寝ないでしっかりと朝まで起きて、
「あ〜夜長かった!もう絶対1人で夜起きるなんて御免だ」とぶつぶつ言いながら昨日の魚の残りを食べていた。
するとすぐに魚を食べ終わり、「そろそろいくか」といって再び歩き始めた。
30分程歩くと街が見えてきた。
「やっと見えた。これがカナタヤナだな」
さらに10分程歩くと門の前まで着いた。
すると衛兵らしき人がこちらに声をかけてきた。
「この街に入場するものか?」
「そうです」
「ではこの街に入る目的は?」
おっとそんなの考えてなかったどうしよ。ここはなんとなく言っとけばいいか
「旅で消耗したものや食料の補充ためです」
「そうかわかった。入って良いぞ」
と言われ、無事街に入ることができた。
衛兵が見えなくなる所まで歩くと
「ふぁーやべーめっちゃ緊張した!」
「初めて本物の剣とか見たし。でもこの国の言語が日本語で良かった!これであとは金どうしよう」
「どっかで雇ってもらうか。でも雇ってもらえないよな普通」とぶつぶつ独り言してると誰かにぶつかった。
とっさに「すいません」と謝まって顔を上げるとそこには夢で見た顔があった。
3話の時系列がずれていたので直しました。
これからもよろしくお願いします。