第2話 対面魔王
はじめて主人公が魔王と対面します。
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スタスタスタ
「あの~そういえばまだ名前聞いてなかったけど教えてもらえませんか?」
「申し送れました。私はアリサと申します。呼び方などは自由に読んで頂ければ・・・」
「それじゃアリサさん、これから魔王と会うって言ったよね、てことはこの世界に人間はいないんですか?」
「いえ、人間はいますが圧倒的に魔族の方が多いですね。」
「それじゃアリサさんは・・・」
と言おうと思っていたら急にアリサさんが1つの大きなドアの前についた。
「?」
「これから魔王様と面会していただきますが、失礼のないように御願いします。」
、とに今までの声のトーンとは違い、真剣に僕を見つめて言った。
「はっはい!」
そしてアリサさんがドアをノックした。
コンコンコン
「失礼します。お連れしました」
「入れ」
と中から男の声がした。
「さ、どうぞ」
アリサさんがドアを開けてくれた。
「しっ失礼します!」
緊張しながら部屋の中を進むと、奥に椅子に座っている一人の男がいた。
「ふむ・・・来たようだな」
「え~と・・・あなたが魔王なんですか?」
「ああそうだ、俺が魔王のレイドだ。まるで想像と全く違っていたようだな?」
うっ見事に言い当てられてしまった・・・想像と全く違っていた、まるでアニメの主人公みたいでまさしく美少年というかんじだ。アリサさんと同じで僕とも歳が近そうさんだけど・・・
「まぁ、どうせ巨大で羽と角が生えてるようなのでも想像してたのだろう」
「はっはい・・・」
「ふふっ別にどう思われてもよいが正直なのは感心だな」
なんだろう・・・このオレ様的な感じだけどこの威圧的なオーラは.....
「あの~僕は一体なんで魔界に?」
「まあおちつけ、連れてくる時はアリサが迷惑をかけたな、」
「いっいえ・・」
うぅ..ついつい腰が低くなってしまう・・・
「これから言うことは信じられないと思うがよく聞け。」
ゴクッ・・・
「これから君には・・・魔王になってもらう。」
第3話に続く・・・
読んでいただき有難うございました。
次回お楽しみください。