第10話 挨拶(マカロフ編)
すいません、今回2回に分けました。
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あの後、僕は部屋を出て行ったアリサを追いかけていた。
「はぁ・・はぁ・・はぁ」
「アリサ~待って~」
「はぁはぁ・・すっすいませんでした・・・少し取り乱してしまいました」
「いや、もういいよ。僕も悪かったよ・・・ごめん・・僕・・少し浮かれてたんだと思う・・アリサの気持ちも考えずに・・・」
「そっそんな・・・私の気持ちだなんて・・・」
「いや・・・僕にはアリサがいるのに・・・僕は・・・」
「ナトー様///・・・・」
「あっ!///いっいや・・そ、その///・・・」
(ぼッ僕は何恥ずかしいことを平然と///)
「・・・? 誰だ。そこで何をしている。」
「はぅ!すいません!?」
しまった。ここを廊下だったんだ。
「む、これはナトー魔王代行。失礼いたしました。いやなに、自分の部屋の前で男女が良からぬことでもしていたのかと思いまして。」
「いやそんな・・・あ!マッマカロフ卿!?」
「えぇ!この人が!?」
「いかにも、私がマカロフでございます。」
この人が・・・マカロフさん・・・
「(ねぇ、アリサ、マカロフさんって意外と普通に見えるけど・・・)」
「(いや、その・・・見た目は普通に見えるんですが・・・)」
「おっと、挨拶にいらして下ったんですね、有難うございます。ささ、部屋のほうにどうぞ」
「あ、失礼します。」
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次回に続く
読んでいただき有難うございました。
次回お楽しみください。