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パーティー、ドラゴンを探す(1)

山の麓まで近づいたエクシリアード・リブレの三人は、そこで足を止めた。

「さすがにこの山を闇雲に、というのは無理がありますわよ」

遠目にはなだらかな山の連なりに見えていたものも、近づくと大きな岩や岩場も多い。

「あれは、干上がった川、でしょうか」

一段低く、細かい石で出来た道のようなものがある。

石の隙間に上流から流れてきた水が這うように流れていた。

「ウォータードラゴンは綺麗な水の近くに住むと言われている。川の周辺は捜索する価値があると思うよ」

「アレンがいると魔物図鑑がいらないですね」

「地道に全部の川を登って降りてする、っていう手段もなくはないけど……」

アレンはサラを見た。

「山を"鑑定"して、ドラゴンの痕跡を見つける、なんてことは……」

少なくともアレンが知っている鑑定では、目の前にいる人物やアイテムを視ることは出来ても、山の中にある何かを発見するという用途で使うとは聞いたことがない。

「名案ですわね。どの山、どのエリアが該当するかだけでも判れば捜索範囲は狭まりますわ」

ドラゴンの痕跡や、なにがしかの手がかりでも見つかれば御の字だ。

三人は山の麓から離れ、全体が見渡せるところまで下ってきた。

「まだこの辺りの地面は土が残っていますのに、ここまでサンドセンティピードが出没しますのね」

飛び出してきたサンドセンティピードを一刀両断にしながら、エヴァはサラに鑑定を促した。

「"鑑定"します!」

上から下、右から左にゆっくりと視線を動かしていたサラは、三つ目の山を指差した。

「あそこです! あの山の、中腹より少し上の、岩が見えているあたりにドラゴンの巣穴があるみたいです」

「あっ、ピンポイントで見つかる感じかあ」

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