表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/49

追放パーティー結成(1)

サラは考え込む表情になって視線を落とした。

「私……私は、今は聖女としての魔法はなにも使えません……。パーティーだなんて……」

「かまいませんわ」

エヴァはテーブル越しにサラの両手を握る。

「どちらかというと、欲しいのは実用的な生活能力ですわ」

「生活能力」

アレンも力強くうなずく。

「これから旅をしたりダンジョンへ入ったときに、実は必要になるのは生活能力なんだ。他はマジックアイテムなんかがあればなんとかなるけど、食事とかちょっとした身の回りのこととか……これでつまづく新人パーティーは多い」

料理をするための鍋や火があっても、調理をすることが出来なければ食事は用意出来ない。

街から遠く離れた森の中で、汚れた服を洗うのも生活能力なのである。

勇者パーティーにいた間は、最初のうちはアレンも食事の支度をしていたが、アレンが作る簡単な料理はパーティーメンバーの口には会わなかったらしく、みんなアイテムボックスに気に入りの店の弁当を入れるようになった。

どちらかといえばアレンの仕事は、出立日に合わせて店に弁当を注文して、受け取りに行くことだった。

「あなたの話を聞いていてピンときましたのよ。あなた、聖女であってもそれほど豪華な生活をしていたわけではありませんわよね?」

「そうですね、他の修道女と変わらない生活だったのではないかと思っています。もちろん、屋根と眠れる場所があり、着るものや食べるものがあるだけありがたいことだとは理解していますが」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ