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死は始まりらしい  作者: 那々メ
7/8

7話 異変?

ブックマーク2貰いました!!!


評価もしていただき誠に光栄です!!!


ゆっくりですが見ていってください!

 俺はいつもと同じ時間、同じ道を毎日ルーティーンかのように繰り返し日々、なんの変哲も無い人生を歩んでいた。


 そうあの日も。


 そしていきなり黒い光とともに、そのいつもの光景が消え黒い光が俺に突っ込んでくる。


 俺は驚嘆し手を前にし自分を守る体制を取り衝撃と同時に叫んだ。


 バッ!!

「ハァ、ハァ。」

 鼓動が高まり、息苦しい。身体全身に冷や汗をかいていた。


 俺は目を見開き、辺りを見回し此処が洞窟であると再確認した。


「なんだ、夢かぁ〜。また暗闇に逆戻りかと思ったし。マジ死ぬかとおもった。」

 肩で息をしながらも安堵混じりで呟いた。


 辺りは既に日が昇り出そうと、木々の間から大陽光が差し込んできていた。


 昨日は確認できなかったが、この洞窟は随分と心地よく暑くも寒くもなく適温であり、風が通るように設計されたかのような作りになっていた。


 俺は洞窟の外に惹かれるよにでていった。

 しかし俺は出てすぐ一歩下がってしまった。

 何故なら、そこにはたくさんの果物のようなものが実がなった木々があったからだ。果樹園のように甘い香りが漂い、木漏れ日が果物を輝かし宝石のように煌めいていた。


 俺はその黄金のように輝く果物に吸い寄せられるかのように手に取り頬張った。

「うめぇ〜。はじめて食べた果物だが、みかんに近い味だな。いや、リンゴか?ナシか?桃か?」

 正直なんでも良かった。

 なんせ此処数十時間何も口にしていなかったのだから。


 何か悪いものが消えてくような気がして

 自分のステータスを確認して見た。

 飢餓が消えておりマイナスが消えていたのだ。


「耐えたぁ。」

 もう既に転生してから3回くらい死にかけていたがその不安も少し払拭できて心の声が漏れた。

 なんせ果物には水分も含まれているし腹ごしらえの一石二鳥だったからだ。

 さらに状態異状のところに〔腹持ち(小)〕が追加されていた。

 それに目を向けるとこう書かれていた。


 腹持ち(小):携帯食料や満腹中枢の高いものを摂取することにより一定時間飢餓状態になるのを防ぐ。


 ほぉ。この木の実にそんな効果があるとは。

 一つ鑑定をして見た。


 ジェラルの実

 rank:C

 味はとてもまろやかでどの生物からも好まれる。

 しかし、製造するために温度調節が難しいため入手するためには天然で実っているのを探さないといけないため市場にあまり出回らない。ダイエットの天敵。


「天敵てっ!完全に体に溜め込み消化そんなに良く無いだろ!それとも、糖質だらけとか?取り敢えず食いすぎに注意しよう。」


 そんな一人ツッコミをしながら、カバンの中に30個ほど入れていると。


 後ろの方から視線を感じた。

 あのクラスで妬まれている相手に背後を取られ睨まれているあんな感じだ。


 ザッ、ザザ

 洞窟の近くの一番大きな木の後ろで物音がしたので恐る恐る、足を運ぶ。











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