プロローグ
俺の名前は〔八雲 空〕普通の高校生だ
俺はいつもの通学路を歩いていていつも通り横断歩道の前で
信号待ちをしていると横に二人の男と女が来た
男のほうは体がでかくて見た目ムキムキそう
女のほうは育つとこ育ってるなかなかの美人
っと、そんなことを考えていると
横の信号が黄色になった
またいつも通りの日常が繰り返される
そう思った矢先目の前がホワイトアウトした
視界が晴れるとそこはきれいな装飾をされた部屋にいた
信号で横に並んでいた二人もいた
ここ何処だ拉致されたわけはないだろうし周りの人は知らない格好
う~ん・・・まさかなさすがn
「君たちが我が国の勇者たちか!」
はい!予想通り異世界でした~!
てことはお決まりの!
「君たちには今からこの国の王様にあってもらう」
ですよね~!
そんな感じで謁見の間に連れてこられた
そして俺たちは今、王様っぽい人の前にいる
「王様、連れてまいりました」
あっ、やっぱり王様なのね
「よい、下がれ」
「はっ!」
王様っぽい、いや間違えた王様がそういうと俺たちを連れてきた執事みたいな人は
出入り口の前に控えた
えっ?なんでさっきからぽいぽいいってるかって?
だって見た目ただの老人だもん
そんなことを考えていると王様が口を開いた
「君たちが今回召喚された勇者か、さっそくで悪いがそのステータス表に触れてくれ」
王様がそういうと側近と思われる騎士から小さなプレートが渡された
さすがに異世界アニメとかを見たことのある俺でも
使い方がわからなければ困るのでやり方を聞くと
「頭の中で表示と唱えるだけでいい」
え~あっさりしてるな~
まあやってみるか
"...表示”
あっ出た
なになに
ステータス
八雲 空
攻撃力 75
魔力 80
物理耐性 70
魔耐性 60
器用度 15
スキル
初級火魔法、初級水魔法
加護
なし
・・・へ?
低くないですか?って俺弱!