表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王になるには?  作者: 水原慎
第一章 邂逅
37/312

3-10 あたしの言葉が信じられない?

長文なので分割してアップしてあります。

枝番のあるものは一つの文章です。

サブタイトルは便宜上付与しました。

 リアは一つ息を吐いた。手早く残りの物を拾い集めると袋に入れ、口紐を縛って長椅子の上に置いた。

「アル」

 名を呼ぶとアルが顔を上げた。

「ここに座って」

 リアはアルの手を取ると長椅子へと誘った。腰掛けたアルの横に自らも身を落ち着けるとアルの手を解放した。

「調制士であるあたしの言葉が信じられない?」

「そうじゃない。だけど…」

「だけど…、何?」

 リアが問うとアルは一度視線を外した。しばしの間を置き、顔を上げた。

「リアはどうしてぼくをパートナーに選んだの? …廊下を追いかけてきた、レガート? 彼とか、たとえばドロスとか。他にいくらでも候補になる人がいそうな気がする」

 リアは顔をしかめた。ドロスの名を出されたのが不快だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ