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魔王になるには?  作者: 水原慎
第三章 激突
139/312

1-14 予定は崩れるためにある

長文なので分割してアップしてあります。

枝番のあるものは一つの文章です。

サブタイトルは便宜上付与しました。

「そのために命を賭けるの?」

「賭けてないさ。別に死ぬ気はないからな」

「死ぬ気がなくても死はあなたを捕まえるかもよ?」

「その時はその時だ。覚悟ぐらいはある」

 口元で笑うと、リアは別の質問をした。

「生きやすい場所にするって、具体的にはどうするつもり?」

「そいつは魔王になってから考える」

 きっぱりとした口調にリアは大げさに眉を寄せた。

「あなたって思慮深いようでいて時たま抜けてるわ」

「そうか? そうこだわっても仕方ないだろ? 予定ってのは崩れるためにあるんだ」

「予定は成就するためにあるのよ」

 リアは不服そうな顔をした。

「性格の差だな」

「それで終わり?」

「終わりだ」

 楽しそうに笑い、ギーツは逆にリアに問いかけた。

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