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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

『古いテープを見つけました。再生しますか?』

作者: 湯島結代

中が浴槽で見つけたテープの映像です。


7回ほど編集しました…。いや、編集回数10超えました。鍵の統一性に泣かされました…。

どれだけ編集すれば終わるんですか…。

あっはっは、また編集しました(泣)殺人鬼の呪いですか?


もう…ミスがない事を祈ります。

ガチャ、キィ~。

「あっ、××にい。どしたの?」

「1人で留守番するのさみしいから来てくれって、手紙をポストに入れたの××だろ」

「そっか」

青年は少女を映す。

「それなに?」

「映像を記録する機械。作ってみたんだ」

「へぇー、すごいね」

「この町は険しい山に囲まれていて、月に1度しか外の町の物資が届かないだろ。だから次の物資が届くまで暇なんだよ…」

「じゃあ、かくれんぼしよ!」

「いや、僕はこれでいろんなものを…」

「××にいがおにね」

少女はどこかに行った。

「仕方ないな…かくれんぼしている映像でいいか」











「もういいよ~」



「じゃあ、探しに行くから」



















「えー、居間です。ここにはいない…。ラジオを聞いてから次の部屋へ行くか」

青年はラジオをつける。

『…………住民の皆様。緊急警報が発令しました。家の鍵を掛け、窓を封鎖し、絶対に外に出ないでください』

「……この前みたいに、野犬が出たのか?あれで結構死者が出たからな…。もしそうだとしたら、玄関の鍵を掛けたか見に行かないと…」







「××にい、はやく~」


「いや、玄関の鍵を」


「もういいよ~」


「……わかったよ」












「声がしたのは、2階のこの部屋……」









ギィー。………………………………………ガチャン。







音を聞いた青年は、後ろを撮影するが、何もない。


「……多分玄関の鍵を掛けてないままだ!」



カメラを下に向け、慌てて下に降りる。













「玄関……ドアは閉まっている。やっぱり鍵は掛かっていなかったか」

青年は機械で手元を映しながら、玄関のドアの鍵を掛けた。

「これでい------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---------------------------------------------ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。











「…………ぅっ」

倒れたカメラが映し出したのは、居間で血を流す青年と、血の付いたナイフを持って(たたず)む謎の人物。



「おにいちゃん?」






「…………だめだ……逃げて!」




「キャハハザシュ!ハハハハハハハハハハハハハハハザシュ!ハハハハハザクッ!ハハハハハハハハハハハザク!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハグチュ!ハハハハハハハハハハハハハハハハゴリ!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハゴト!ハハハハハハハハハハハハ」




















「…………なんでぇ…ドア、あかないよぅ…」




「ハハッ」


「!……やだ…こないでぇ……」



「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハやだハハハハハハハハハハハハハいたいのいや!ハハハハハハハハハハハいたいことしないでぇ!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハたすけてぇハハハハハハハハハハハハハハハハハおねがいハハハハハハハハハハハハやめてぇハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハなんでハハハハハハハハハハハハハハハハいたいことするのぉハハハハハハハハハハハハハいたいよハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハおいいちゃんハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハたすけてハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハおいにちゃぁん…ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハたすけ…ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハゴトッ!ハハハ」































「…………可哀想に。××ちゃんもか…。この子であの殺人鬼による死者は448人目。……ん?この機械…なんだ?…ああ、××くんは機械を作るのが好きだったな。後で見てみよう」

「警部!殺人鬼の遺体を見つけました!」





そして物語は現代へ…。

前作『新しい映像(略)』内の文字化けに、重要なヒントが隠されています。

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― 新着の感想 ―
[一言] この話がすべての始まりですか。 殺人鬼が怖すぎる。
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