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幕間 『コード・ライダーの世界』 コード・フレームとは チャンネルPROMETHEX デジタル・アーカイブ・グラフィックスより

本作は『電界駆動コード・フレームワーク ブレード ― データの少女は仮想世界で夢を見るか?』を一部固有名詞の変更と話数の並びを変更、改訂を行なったものです。


少しでも読みやすくなってれば幸いです。

 コード・ライダーを語る上で切っても切り離させない存在が通称CF――。

 コード・フレームワークです。


 コード・フレームワークは仮想現実インター・ヴァーチュア内における身体拡張プログラムとして、本来は戦闘兵器ではなく、作業・移動・接続・操作など、仮想空間での高度な行動を支援するツールとして開発されたものでした。


 その起源は、伝説の開発者ビリー・オズニアックが残した汎用型インターフェイス構想にあります。


 その操縦インターフェイスは|ブレインテック・インターフェイス《BTI》とよばる思考制御による四肢の操作と、まるでオートバイのようなパイロットシートでの荷重制御と言うユニークなものでした。


「俺は、モーターサイクル・クラブで十年やってきたが、初めてこいつに乗った時は笑ったね。 なんせ、バイクの感覚で空が飛べたんだ」


【映像】 ブラックアウト前のインター・ヴァーチュア内での開発地域の様子。

【映像】作業用の機体として最初機の量産コード・フレームワークであるエンフィールドIが何十機も土木作業に従事している姿。

【映像】陸に、空に自由自在に動いている。


「オズって学者先生は、よく分かってやがるとよく話したもんだ。 俺たちにとっちゃ、ほんとにバイクに手足が生えたようなもんさ」


【映像】同じくブラックアウト前のインター・ヴァーチュア内での様子。

【映像】二体のエンフィールドIが空中を飛びながら殴りあっている。

【映像】それを多くの労働者たちが歓声を上げて見ている。


 感覚的に操縦できる人型の巨大ロボットそのものであるコード・フレームワークはインター・ヴァーチュアの範図を広げる企業によって様々な機種が開発されていきます。


【映像】ノイエ・グラーフの前身であるグラフトン重工のエンフィールドI。

【映像】テクノロジー業界でM&Aを繰り返し、大きな勢力を築いていたメサイアのアール32。

【映像】日本の三叉電気のトラ・110(ヒトヒトマル)式、通称、ワンテン・タイガー。

【映像】中国の国営企業開発とされる力帆(リファン)


 エンフィールドが単気筒、ダブルアクション(2行程型)の機体として安価を売りに最初の一般普及量産機と呼ばれる一方で、他の企業はクワトロアクション(4行程型)の機体開発を推し進めました。

 

 特にアール32とトラ・110式は兵器としての運用を前提に開発された機体と言われいます。


 そして、最初にコード・フレームワークの戦闘能力の有用性を示したのはじつは、軍隊ではなく労働力としてコード・フレームワークを与えられていたコード・ライダーたちだったのです。


「そりゃ、工事して山を開いたら別のテリトリーの連中がいたなんてこともあったさ」


【映像】工事用のタンピングランマーや鑿岩機を武器に乱闘するCFの映像。


「そんなことが何回が続いた頃には、工事の道具じゃなくて、本当に武器が支給され始めた。 それに腕っぷしの強いやつにはゴツい機体が回ってきたな」


 こうして、規制のない世界でコード・フレームワークの武装化、そして強力な機体を持つ者を中心にグループが形成されていくことになるのです。


――


『コード・ライダーの世界』 コード・フレームとは チャンネルPROMETHEX デジタル・アーカイブ・グラフィックスより

読んでいただき、ありがとうございました。

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