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幕間 『コード・ライダーの世界』 番組冒頭 チャンネルPROMETHEX デジタル・アーカイブ・グラフィックスより

本作は『電界駆動コード・フレームワーク ブレード ― データの少女は仮想世界で夢を見るか?』を一部固有名詞の変更と話数の並びを変更、改訂を行なったものです。


少しでも読みやすくなってれば幸いです。

 コード・ライダー。

 彼等はコード・フレームワークを操り、インター・ヴァーチュアの黎明期に労働力として仮想現実に流入してきたのが始まりとされています。


 その多くは化石資源の減少に端を欲する内燃機関の乗り物の制限または、減少により――。

 さらに、オートメーション化によってなどによって現実世界での行き場を失い、職を失った運転を生業とする人々が中心でした。

 そしてその中には多くの退役軍人も含まれていたとも言われています。


 そんな境遇の彼らを、企業は組合など認めず、非正規雇用者として劣悪で危険な仮想現実世界インター・ヴァーチュアの未開地帯での安価な労働力として利用していました。

 

 そんな企業への対抗手段として、コード・ライダーたちが結束したのは必然だったのでしょう。

 しかし、そこに同じく現実世界で居場所を失いつつあったアウトロー・バイカーが合流したことで自体は一変します。

 

 アウトロー・モーター・サイクルクラブの文化が融合し、コード・ライダーたちはギルドとよばる集団を形成し始めたのです。

 

 彼らは強い絆で結ばれ、時に支配者である企業や、そして社会に牙を剥くことも……。


「俺たちは戦士だ。 日々戦ってる」


 【映像】二体のコード・フレームワークが殴りあい、倒れた一体を容赦無く踏みつける。


「俺たちに、気安く近づくな――」


【映像】無数のコード・フレームワークが列を作り、砂塵舞う荒野を低空飛行で飛んでいく。


 ブラックアウト事件が発生する頃には、企業の支配するテリトリーの影響が薄い、自由都市(コミニティ)を中心に彼らは広がり、大小様々な多くのギルドが乱立しました。

 

 まさにギャングそのものである、暴力的なアウトロー集団――。

 ホームと呼ぶ自らの地区を守ろうとする自警団的側面を持つ集団――。

 報酬次第ではそのどちらにも組みする傭兵的集団――。

 

 そんな彼らは、V3が成立するまでの暗黒期において、組織のエンブレムであるカラーズを背負い、ライバルギルドとの戦いを繰り広げてきました。


 抗争する彼らが、コード・フレームワークで列を成して飛ぶ姿が多くみられたことから、アナーキー・トレインと呼ばれた時代です。

 この番組ではその時代を振り返り、アウトロー集団の内部の声を聞き、これまで語られることのなかった真実を明かします。


 彼等の中には古くから国家、ひいては軍とも関係しており、現在でもイントラと深い繋がりがあるとされています。


「大規模なギルドの中には現実国家の極秘情報にアクセスできるメンバーもいるんです」


【映像】赤いスーツの女性がびっしりと黒いラインが引かれたファイルを差し出す。


 大企業の内定部門による極秘の潜入捜査が行われたこともあります。

 

 インター・ヴァーチュアに広がるアウトロー集団の真実とは?

 その実態に迫ります。


――

 

 『コード・ライダーの世界』 チャンネルPROMETHEX デジタル・アーカイブ・グラフィックスより

読んでいただき、ありがとうございました。

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