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観測者  作者: しゅう


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11/12

観測者:明治大正昭和編3

大正から昭和にかけてのお話。

家族がいるので、真面目に仕事をしていると思っている。

父は、そんな私に新規事業を任せることにした。

銀行のような事業!?

新規?

融資元はもう確保しているよで、

やるしかないようだ。

妻に、大変な思いをさせることになりそうだ。


大正5年頃、その銀行に転職した。

私は41歳になっていた。

設立場所が少々厄介で、娼館通りのそばだった。

妻に嫌がられるだろうな〜

有力者から情報を得るのには、最適なのかもしれない。

娼館や娼婦達の役に立つかもしれない。

八戸港の港湾整備も始まるらしい。

父の先見の明なのだろう。


はじめの頃は、経営も順調に行われていたが、

昭和金融恐慌による痛手。

大東亜戦争による経済新体制。

銀行合併。

昭和15年、私は退職することになった。

私は66歳となっていた。


戦争の激化に伴い、私は家族を守るため兵役に就くことにした。

ロートルだが、私の知識や経験が役に立つだろうと考えていた。

八戸港から移動を始め、国内のどこかの港に寄港し、ハワイ方面に移動となった。

ハワイ方面経由で、ガダルカナル島へ上陸。

昭和17年戦死することになる。

68歳であった。


亡くなってから気づいたこと。

私は日本が好きだ。

日本人が好きだ。

愛おしい我が子らの血を引き継ぐ民族を愛している。

妻は来世でも私と共に居たいと願っていること。

読んでいただきありがとうございます。

戦争については、どうしても書けませんでした。

八戸市には何度か好きで訪れているのですが、

ガダルカナル島へは行きたくないです。

靖國神社へは、いつか訪れたいと思ってはいます。


観測者は今回でお休みいたします。

文章に出来る夢をまた見た時に書き足したいと考えております。


つたない文章と小説ですが、

読んでいただき感謝しています。

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