観測者:明治大正昭和編2
結婚と仕事を始めた頃の話。
卒業して、ようやく自由な時間を取り戻すことができた。
家族に呆れられたと思うのだが、
私は山に向った。
人付き合いから離れて、自然との対峙は心地よく幸せだった。
たまには、家に帰り家族に会っているから大丈夫でしょう。
と思っていた時がありました。
家族は、私がダメになっていくと考えたようで、
強制的に見合いをさせられてしまった。
見合い相手は、どこかのお嬢様のようなので、普段の私を見せれば嫌われるだろうと考え、そのまま山に行くときの姿で見合いにのぞんだ。
相手の家族は驚いたようだ。
私の家族はあわてふためいていた。
『よっしゃ!』私はうまくいったと思った。
が、
見合い相手は、クスクス笑いながら拒絶することなくたたずんでいる。
『このおなごはホンワカしてるな』
私は少し気になってしまった。
騒動を起こしたので、見合いの話は終わったと思っていたのだが、家同士は揉めていたようだが、相手のお嬢様は私と一緒になると決めてしまったようで、そのままズルズルと結婚することになってしまった。
しかも、
両家の都合で仕事に就くことになってしまった。
明治34年頃、私が26歳の頃の出来事。
当初は、妻ごと山に籠もろうかと考えていたのだが、お嬢様には無理だと思った。
私は働いて、支えていくしかないと諦め始めた。
妻との生活を毎日繰り返していると、愛おしく感じるようになってくる。
しかも、妻は特別な言葉や行動しているわけではないが、愛されていることを感じる。
私は、毎日が幸せだった
仕事は割と順調に行なっていたと思う。
人付き合いはあまり得意ではないが、なんとかやっていると思う。
仕事は、学校で学んだことより、師匠からの学びの方が大きく役立っている。
『覚えておけば何かに役立つだろう。』
師匠の言っていたことが判ったような気がした。
師匠はこの明治の時代に、どうして仙人のような存在で現れたのか?
どんな人生だったのか?
今度会ったら聞きたくなった。
今何処にいるのだろうか?
読んでいただきありがとうございます。
客観的に自分を見ている文章と、
私自身の言葉とが混在して、
読みにくくなっているかもしれません。
文章にするって難しいです。
続編も書きたいと思っていますので、
これからもよろしくお願いします。




