ジャンル:現実世界恋愛と異世界恋愛の間くらいの世界恋愛、的な、ふんわりとした恋愛ジャンルが欲しい
自分が作品をジャンルから見て読みに行って、例えばそのジャンルが異世界恋愛なら、中世ヨーロッパ的なナーロッパ世界が舞台で、お貴族様のご令嬢とかご令息とか、キラキラして美しくて麗しい、そんな登場キャラの登場を期待する。この世界観をジャンル:異世界恋愛に期待するのは、きっと自分だけではないと思う。
もし作品が中華ファンタジー的な世界での恋愛物であるなら、自分の期待からは当然外れる訳で、あらすじかキーワードに「中華ファンタジー」な世界が舞台である旨を明記してほしいと思う。
当然、現実世界でない世界は異世界であるはずだから、異世界恋愛とだけ書かれていても間違いではないので、作品を投稿した作者は何ら悪くない。けれど、中華ファンタジーな世界が舞台での恋愛物を好む読者にも、ナーロッパが舞台の恋愛物を好む読者にも、あらすじなりキーワードなりで、それと分かるように書かれていた方が親切だと思う。
なぜ自分が今こんなエッセイを書くかといえば、ナーロッパというよりは確実に現実に近い世界の、でも現実ではありえない世界(場所?)での恋愛を書いて、ジャンル設定に困ったから。
最初に書いたように、異世界恋愛とすれば、自分の場合、まずナーロッパを期待する。
また、現実世界恋愛に対しては、現実世界であるのだから、自分の場合は基本、ファンタジー要素はそこに求めていない。
もちろん、考え方は人それぞれだろうけれど、その中間くらいの、中途半端世界恋愛、みたいなジャンルでもあれば、その作品を目にした人に対して罪悪感無く、堂々と「恋愛」ジャンルで投稿できるのに、と思った。