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追放剣士とお気楽魔王~自由な奴らが世界を変える~  作者: 幸・彦
番外編 キャラクター解説など
687/703

●キャラクター解説 貴術師マグナシオ●

挿絵(By みてみん)


※ネタバレを含みます。


================================


百年前の勇者パーティーに参加していた貴術師で、グレインの相棒。

(イラストは肉体が滅びた後、結晶に自分自身を移植した姿)


「昔のパーティーのソーピオラ」と形容するのがピッタリの人物です。

時代を問わず、絶対の実力を誇った貴術師の最高峰。もちろん、現代の

使い手でも太刀打ちできないほどの凄腕でした。そんな彼女であっても

単独で倒せなかったのがガンダルクです。


全てを犠牲にして、グレインと共にガンダルクを撃破。救世の大英雄と

しての栄光を得たものの、その後の人生は決して幸せではなかった。

それでもグレインと共に生き、彼を支え続け、ガンダルクの「真実」を

パステナスから聞いた後は、新たな魔王としてグレインと一緒に世界を

脅かしました。


生涯に渡って、あるいはそれ以後もグレインのパートナーであり続けた

彼女ですが、もはや恋愛感情などはほぼ枯れ果てています。百年という

歳月は既に、2人の関係を普通の人の言葉で表せないものに変えていた

というイメージです。強いて言えば一心同体のような感じ。


ここまで来たら最期までという思いから、死してなおアステアの魔王の

一翼を担った彼女。もちろん魔術も数多く習得し、禁忌である返魂術に

手を付ける事も厭いませんでした。このへんの割り切りはソーピオラに

相通じるものがあります。百年前にゴソンビを倒したのは彼女ですが、

結果的に再び止めを刺したのもまた彼女。このあたりは因縁かも。


ランダナグマの信者を皆殺しにしたのも魔人化術を構築したのも彼女。

事実上、魔王としての仕事は彼女がほぼ全て担っていました。


本作における(戦闘面の)ラスボスは彼女になりますが、実力的に見て

ザンツより強くしない事は最初から決めていました。魔王との死闘は、

既にザンツとの決戦で描いている。ならば同じような展開は目指さず、

戦う理由も経緯も結果も異なるものにしよう…と考えた次第です。

戦う相手もルクトとメリフィス以外はアミリアスとプロマ。実に変則的

メンバーでの決戦になりました。


「マグナシオ」という名前には特にモチーフなどはありません。普通に

パッと浮かんだ名前での決め打ち。その時点で細かい個性や能力などは

考えていませんでした。が、決戦時に披露したのは強力きわまる雷術。

ルクトの無限鎖鞭あってこその戦法でしたが、その末に繰り出したのが

まさかのレールガン。ここに至って「マグナシオ」という名前に因縁を

感じずにはいられませんでした。

まさか電磁力を武器に戦うキャラになろうとは。


人としての姿はあえてビジュアル化しませんでした。ここに至っては、

もう生前の姿など無意味かと思った故の判断です。しかし、人の肉体を

失った彼女を仕留めた武器が、同様に失われた腕の代わりという決着は

けっこう皮肉が利いたと思います。


死闘ではあったものの、最終決戦は彼女にとっては文字通り人生最後の

オマケ。勝ち負けなどに執着してはいないというスタンスをきっちりと

描きました。力を使い果たしていいから盛大にぶちかます。在庫処分に

近い大盤振る舞い。こういう描写もなかなか楽しいものでした。


きっと彼女も、永い人生を全うしてせいせいしてるだろうと思います。

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