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FILE8:ロシア東部争奪戦(3)
身を低くしたまま駆けていく。
常に周囲を気にしながら走るのは以外とキツイ。
白い建物に到着した俺は呼吸を整えてから話し始めた。
「ヨシュア、敵は?」
「まだ気づいてないぜ、どうする?」
「二手に分かれていこう、俺とセルゲイ、ヨシュアとウェンだ」
「あの建物でしょ?どうやって入るの?」
ウェンルーの質問に俺は笑って答えた。
「ドアごと吹っ飛ばせ」
目的の建物についた俺は裏口に向かい爆薬を設置した。
セルゲイをみると今来た道にクレイモアを仕掛けていた。
「配置についたか?」
俺は無線でウェンルーに聞いた。
「こちらウェンルー、いいわよ」
俺はその声を聞きドアに設置した爆薬を確認した。
「セルゲイ、爆破したら」
俺は言いかけたがセルゲイはそれを遮り不愛想に言った。
「分かってます」
全く、愛想のない奴だ。
「なら行くぞ、3、2、1、爆破!」
小規模の爆発が二カ所で起こり、ドアが吹き飛んだ。