FILE7:ロシア東部争奪戦(2)
放置していてスイマセン
「村の入り口にスナイパーとミニガンがある、中央突破は難しそうだ」
双眼鏡を覗いたままヨシュアが言った。
「西側の崖は?」
俺はヨシュアに訪ねた。
「そっちからなら大丈夫そうだ」
俺たちが向かっている小さな村には敵の軍事情報が記録されたコンピュータがあるらしい。
今回の任務はその軍事情報の奪取、可能ならば敵の戦滅との事だ。
「俺が上まで行ってスナイパーとガンナーを殺る、お前等は後から来い」
「「了解」」
俺は彼らの側を離れ、崖へと向かった。
崖は少し勾配があり突起も多いので登るのは楽だった。
「さて、始めるか」
俺は肩に掛けておいたスナイパーライフルXM109を構えた。
息を止め狙いを定める。
……ピシッ!
サイレンサーをつけた銃口からは乾いた音とともに銃弾が放たれた。
それは的確に屋上のスナイパーを撃ち抜く。
「一匹」
次はミニガンの射手に狙いを定め引き金を引く。
「こちら渚、始末した、進んでいいぞ」
「了解」
ヨシュアたちが村の入り口へと進む。
「右側の白い建物に集合だ」
俺はXM109を肩に掛け、アサルトライフルXM8を持った。
PSPの字数制限で一話500字未満になってしまいます。
ご了承ください。