FILE3:夢か現か
初のまともな戦場シーンです
(ん・・・ここは?)
目を開けるとどこかのテントの中に立っていた。
十二畳ほどのスペースで、真ん中に大きな机がある。
それを囲んで五人の人が話し合っていた、
(何かの地図か?)
不審に思う俺の周りで話し合いは続いている。
というより、つづいているようにみえる。
なぜか、声が聞こえないのだ。
その時五人の中の一人が感慨に耽っていた俺の顔をのぞき込んできた。
その目はとても穏やかで優しい目だった。
(何だこの感覚・・・知ってる?俺はこいつを知っているのか?)
その瞬間、世界が真っ暗になり、再度目を開けると、
戦場だった。
血と硝酸の臭い、戦場特有の緊迫感
俺は塹壕にいた。
頭上を鉛弾が飛び交い、仲間が次々倒れていく中、
とにかく塹壕を進んでいく。
時々上からくる敵はアサルトライフルのG36Cで殺し
前から現れる敵は距離が近いためショットガンを使用
(くそっ!どこまで行くんだ!そもそも何処へ何故行ってるんだ)
そんなことを考えていると、視界に教会が入った。
(そうだ、俺はここに行かなきゃ行けないんだ。)
しかし、教会の周りは敵兵の守りが堅く、おまけに戦車までいる始末だ。
(教会の入り口を確保する。まずは周りの奴等から排除だ!)
俺は恐らく俺の部下であろう人物に言った。
(二手に分かれてαチームが正面から、βチームはジヤベリンを使い、左側面から戦車をやれ。)
そう言うと部下達を二つに分け配置につかせた。
(俺の合図で攻撃開始だ。・・・1・2・3、ファイア!)
号令とともに銃撃戦が始まる。
敵も味方も次々と倒れていく。
塹壕をでてから隠れていたブロック塀も限界が近づいてきた。
他の場所にカバーへ入ると同時にさっきまでいた場所へ
敵戦車M1エイブラムスのAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)が着弾し地面ごとブロック塀を消し飛ばした
(やはり戦車が厄介だな、βチームは何をやっている)
その時、戦車の頭上へ何かが直撃し、戦車を破壊した。
(βチームか、ナイスだ)
PSPから投稿なのでなぜか変なところで書けなくなってしまいます
そこはご容赦を・・・
次回でこの場面終わりにできるかな?