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FILE27:RAN(1)

初めてのメール執筆。

一話が長くなると執筆に時間がかかるorz

走っていた。

桃華と出会った時の事を思い出しながら。





「君が鳴海桃華ちゃん?」





あの時、八歳だった俺は両親を失ったショックから立ち直ったばかりだった。

ガブラに引き取られ色々と面倒を見てもらい子供ながらも何か恩返しをしたいと申し出た。

その時頼まれたのが孤児院の子供達の遊び相手になってあげることだった。

その孤児院に遊びに行き始めてから一週間、俺は昔から人付き合いが上手かったためその孤児院のほとんどの人と友達になった。

そして、その時にヨシュアとウェンルーに知り合った。

孤児院の子供達の中でもその二人と一番仲が良くなった。

ウェンルーは昔から男勝りな性格で怖れられていたし、ヨシュアはパッとしない奴だった。

俺達が10歳のある日、思い付いたかのようにヨシュアが話しはじめた。


「なぁ、鳴海って奴知ってるか?」


「確か二ヶ月くらい前に来た人だよね」


そういえば院長がそんな事を言っていたな。

ん、でも会った覚えがないぞ。

「そう、その人まだ部屋から出てきた事がないらしいよ」


そうなんだ。だから会ったことが無かったんだ。

今いる中庭からはその子の部屋が見えた。カーテンが閉められていて中の様子は分からない。まるでそこだけ別世界のようだった。


「なんで出て来ないんだろうね」


ウェンルーが心配そうな顔をするがヨシュアは俺に聞くな、と言い話しを打ち切った。

その間も俺はあの部屋を見ていた。

一陣の風が吹きそれに目を細めた時。誰かの手によりカーテンが少し開かれ、こちらを見つめる顔が見えた。

気がした。


「どうした渚?なんかあったか?」


今、いた・・・よな。きのせいか?まぁいいか。


「おいってば!渚!」


「あ・・あぁ、ごめん、何?」

「ずっと上ばっかみてどうしたんだ?」


「今・・・いや、なんでもない」


次の日、俺は院長に呼ばれていた。

院長の部屋に入ると顔にガーゼを貼り、所々怪我をした初老の男性がいた。

彼の傷は別に昔からあるわけではなく、最近できたものだった。


「おぉ、よく来たな、まぁ座りなさい」


院長は俺が椅子に座るのを見ると頬のガーゼに手をあてながら話しはじめた。



☆さーど座談会☆


作者「ファンタジー作ろうと思うんだ」


クリア「無駄です」


作者「そんな言い切らなくても…」


クリア「一作品で手一杯なあなたに書けるはずありません」


作者「でももう設定とかあるし……」


クリア「無駄です」


作者「面白そうだし…」


クリア「無駄です」


作者「でも……」


クリア「無駄です」


作者「もういいや」


クリア「それでは今回はこの辺で、失礼いたします」




作者「絶対書いてやる」

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