FILE1:開戦
グロテスクな表現が入りますので苦手な方はご遠慮ください。
scene1 開戦
「目標まであとどのくらいだ?」
爆撃機B-2スピリットのパイロット、朝霧渚、すなわち俺は味方との通信を開いた。
「馬鹿やろう!傍受されたらどうすんだ!あと五分の距離だぞ!」
うるっせぇなぁ、
あいつヨシュア・レインフィールドはいつもそうだ。心配しすぎなんだよ。
「目標に通信傍受システムはない」
「っるせぇ!念のためだ!」
はぁ〜、こいつ以外に極度の心配症の奴がいたら会ってみたいもんだすると、突然落ち着いた女性の声が聞こえてきた。
「後一分よ、準備して」
声の主中国人のシー・ウェンルー、これがなかなか色っぽい、は二人に告げた。
「あいよ、デルタ2準備完了」
ヨシュアの乗るB-2の下から大型の爆弾が現れた。
「デルタ1、完了だ」
一応、隊長である俺も同じようにする。
「デルタ3、もちろんよ」
ウェンルーの機体も同様にする。
「よし、じゃあ爆撃開始!」
俺はそう言いながら爆弾を投下した。
残りの二人もそれにならい、爆弾を投下する。
爆弾が地面に接した瞬間、すさまじい音と共に紅蓮の炎が辺り一面に広がる。
「目標の戦滅を確認、ミッション完了。帰還する」
今回のミッション、それは敵の前線基地の破壊。
この場合敵はロシア。
俺たちは私立傭兵部隊「ローレンス」
ネーミングに意味は無いらしい。
初めて書く小説です。
誤字や脱字など至らぬ所があるかもしれませんが
どうか、見守ってください。
感想お待ちしております。