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四季

作者: 田共世田介

人生と落ち葉を重ね合わせました!

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夏は影に吸い寄せられる。

秋は紅葉に見惚れる。

冬は炬燵に吸い込まれる。

春は人の輪をくぐる。


人生は川下り、上から下へゆっくりと流れていく。

石に引っ掛かって回転して葉は段々と朽ちていく。

自分がどこに向かっているのか、魚に疑問をぶつける。

魚はなるようになると言う。

太陽は昇っては沈み、木は衣をつけては色を変え、

「これじゃない」

と服を脱ぎ捨てる。季節は変わる


海が見えて来た。

川下りがもうすぐ終わる。

体中は傷だらけ。

激しい波が体を木っ端微塵にする。細かくなって海水と混ざる。太陽によって空に浮かぶ。

山の頂上まで来ると体が重くなって落ちる。


また川下り。


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