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豚化・豚顔化・豚顔の短編集

考えすぎてこんな結果になることも

作者: 豚化萌え

作品のタイトルは真面目ですが、

いつもの作者のように、


豚鼻関係の作品です(;^_^A


人の鼻を豚鼻に変えるストーリーを考えているうちに、こうなりました。


ですので、

期待せずに読んでください。


できたら、想像できる人はその姿を想像してください。


ブス専な作者も想像しながら楽しんでいます。







「く、くっさーい、何よこれ!」


「本当だ、こんなの嗅がされたら鼻が曲がっちまうよ!!」


「しかも、見えないし。」


「誰か、早く何とかして~~!!」



 ここはとある進学校で全寮制の女子高校。

 普段は、勉学に励む上品な雰囲気で洗練され難関大学の合格率も90%を超え、

 この地方でも憧れの存在である。

 本日は長期休暇中だが、生徒達で集まって勉強していた。



 ただし今は、

 前述の通り、何やら物凄い臭さが充満し、霧なのか?教室の前後の机も見えないようだ。



 女子高生達は、臭さや霧のようなものを吸わないように必死に鼻や口を閉じようとしていたが、

 一向におさまる気配はなく十分以上経過する。

 かつ、誰かが助けに来るような気配もない。


「何で、誰も助けに来ないのよ!」


「こわいよー。」



 視界が開けないため、姿は見えないが、

 教室の至るところで不安気な声が聞かれる。



 そのうち、とあるクラスで、

 眼鏡をかけて、いかにも秀才な女の子が分析する。



「この臭いは何だか分からないわ・・・。これが発生してから約十分。

 その間、鼻や口を閉じようとしても微量は吸っているだろう。

 すなわち、先程から私たちは微量ずつ吸っている。

 ただし、今のところ人体への影響は見られない・・・。

 と・いうことは、こんなこと気にせずというか気にしないように慣れましょう!

 嗅覚は人間の感覚の中でも、順応性が高いんだから。

 吸ってるうちにそのうち慣れるわよ。

 とっとと慣れて、勉強の続きをしましょう。

 勉強しているうちに、この事態もおさまるわよ。」



 その分析を聞いたクラスメイト達は、何となく納得し、

 他のクラスの子にもスマホで上記のメッセージを送る。



 それから十分も経たないうちに、

 全生徒は、自分の机にて、臭くなる前と同じように自習をしていた。

 視界が開けて見えるのは、自分の机と椅子そして手元ぐらいだったが、

 さすがは難関大学に生徒を輩出する進学校だ。全員自習に集中していた。


「これぐらいのことで集中できなかったら、受からないしね。」


「そうよね、みんな頑張りましょう!!」


 そうして若干の臭さを感じながらも、順応するために、

 皆で鼻から思いっきり息を吸っていた。


「やっぱり、くっさー!」


「でも隣のクラスの秀才が言ってたように、本当ね。

 もう慣れてきたわ。」


「さっきまであんな臭かったのに、心地よい臭いになってる。」


「あー、もっと思いっきり嗅ごう、何か清々しいわ。」



 そうして、

 周りに顔が見えないことをいいことに、

 鼻の穴を広げながら思いっきりその空気を

 1時間以上、堪能していた。





 ふと視界が開けると、

 クラスメイトの変貌が目に入ってきた。



 クラスメイトの鼻が全員、

 鼻の穴が丸見えで上向き突き出た豚鼻になっていた。



「え、あんた、何その豚鼻は!? おっかしー (^^♪」


「あたしが豚鼻だって! ほ、本当だ Σ(ノд<)でもあんたも豚鼻じゃない!

 鼻の穴が丸見えで鼻くそ見えてるわよ。」


「な、なんですってー (´;ω;`)  本当だ、私の自慢だった高い鼻が・・豚の鼻になってる。ブスになってるわ。」



 いくら勉強に集中する学校とはいえ、そこは皆、やはり女子。

 豚のような鼻・・すなわちブスになっていたことでのショックは大きかった。



 秀才の集まる進学校のため、

 スカウトされるレベルの美少女はいないが、

 それでも、

 可愛い子、普通な子、ちょいブスな子、ブスな子が一定数いるレベルだった。



 それが今では、全員、鼻の穴が丸見えな豚鼻になっており、

 ブスやドブスしかいない醜い女子高生たちになっていた。



 他のパーツが整っていても、鼻の穴が丸見えの豚鼻だと、

 それだけでブス扱いを受ける世の中だからね。


 女子高生たちは、

 学校のそこら中で阿鼻叫喚に、泣き叫んでいた。






 β国特殊部隊隊員「中佐、やりましたね。あいつらの嘆いているブス顔、最高です。」


 β国中佐「そうだな、うまくいったな。」


 β国と、この女子高がある国は仲が最悪である。

 というのも、世界の評判で野蛮国家だということで

 この国も一方的に経済制裁をβ国に課していたので、

 β国は困り果てていた。


 ただし、その仕返しでミサイルなど兵器を用いて死者を出しては

 国際社会からの反発をより招くことが分かっていたため、

 ミサイルのような兵器ではなく、ガスを開発したのだ。

 とはいえ、それは毒ガスではない。


 人体に大きな影響はない。


 強いて言うならば、臭さを吸った鼻が広がったままになりながら上向き突き出て、


 すなわち鼻が豚鼻になり、顔が醜くなるというだけだ。

 健康上は何の問題もない。

 だから、嫌がらせレベルだろうとβ国では考えている。

 実際は、精神的な影響はあるのだろうけれども。



 β国特殊部隊隊員「しかし、午前中のバカな高校生達には逃げられたのに、

 ここの秀才たちはまんまと吸いましたね。

 不思議に思いますが、なぜでしょう?」


 実は、数時間前も違う高校の運動部に仕掛けていたが、まんまと逃げられていた。

 その高校は大学進学者などいない、低偏差値の高校である。


 β国中佐「それはな。バカな奴等は直感のままに行動するからさ。

 それがうまくハマる時は秀才以上にハマるけど、

 今回みたいにダメな時は本当にダメなんだよ。」


 β国中佐「逆に、優秀な奴等ほど、分析して納得しようとしてしまうのさ。

 後はこの高校に入るまでとか入ってからも、

 勉強でそれなりに忍耐は必要だったろうから多少の障壁も自分たちで

 乗り越えようとしちゃうんだろうな。それこそバカなこった。」


 β国特殊部隊隊員「でもそういう子達なら、自分の鼻が豚鼻に変わってても、

 意外とすぐに順応しちゃうかもしれないんですよね。」


 β国中佐「そうかもしれないな。

 さっきまで可愛かった子が鼻の穴が丸見えなブスになってても、

 気にしないかもな。ホント、バカだよな、ハハハハハ。」


 β国中佐「おっと、笑っている場合じゃないな。

 さっきのバカ高校の失態が将軍様にばれると、

 罰として俺たちだけじゃなく家族も全員、豚鼻にされてしまう。

 早急に対策を講じなくては。あの高校のニュースは出ているか?」


 β国特殊部隊隊員「出ていません。

 学校で何かが光った気がするとか臭った気がするとの

 つぶやきはされているものの、警察や消防が動いたり、

 大騒ぎにはなっていないようです。」


 β国中佐「そうか。これだからバカは、助かるな。

 普通だったら通報ぐらいはするだろうに。

 本当あいつらがバカで良かった。よし他の作戦を練ろうか・・・。」



 彼らの話が聞こえたのかどうかは分からない。


 豚鼻のブスになった女子高生達だったが、

 次の日の朝には何事もなかったかのように気持ちを切り替えて勉強に励んでいた。


 皆、今まで必死に勉強してきており今後もそうするから、

 豚鼻になっても関係ないようである・・・・。


 変わったことといえば、

 それまで女子寮の雰囲気が華やかだったが、

 豚鼻のブスばかりになって、少なくとも華やかではなくなっていた。


 以前は、

 いくら秀才高校とはいえ、年頃の女子だし、洗練された雰囲気を出すためにも

 多少は身なりを整えていた。


 であったが、鼻の穴が丸見えの豚鼻になったことで、

 可愛かった子もブスのレベルに。

 それこそもともと目が細かった子なんかは、

 本当、豚みたいな醜いドブスのレベルに。


 女の子にしても自分含め周りが豚みたいなブスしかいなかったら、

 そりゃあ身なりも気にしないよねっていうようになっていった。

 腋毛はボーボーだし、ムダ毛も反らないし、今までは人前で我慢していたオナラも、

 プープーしちゃうし。


 でもそんな感じで身なりを気にせず、ますます勉強に集中できたことで、

 成績下位の生徒も難関大の合格圏内に入るようになった。

 中には、豚鼻のブスになった出来事に感謝している子もいるぐらい。

 ホント、秀才なのかバカなのか分からないな。


 ま、人生何が幸せなのか分からないものですね。

どうでしたか?


私を知っている方からすれば、

いつも通り豚顔好きなブス専の作者が書いたのねということで納得されると思います。


文中では一般的な美的感覚が分かりやすいように、豚鼻のブスと繰り返し書いていました。


信じられないかもしれませんが、


作者にとっては豚鼻=美少女です。


だから、豚鼻の女子高生しかいない学校とか想像して楽しんでます。


私の作品を初めて読む方には、

豚鼻好きなブス専の作者が書いた狂った作品だと思ってもらえれば幸いです。



多少、β国が北の国をもじったようになっていますが、

特に深い意味はありません。



読んでくださった方の少しでも癒しになったりするのであれば幸いです・





※タイトルはタイトルですが、

だからといって作者自身、直感のまま行動するのが必ずしもいいとは思っていないので。

逃げの表現となりますが、ケースバイケースですよね。

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