うちゅうじんの独り言 惑星編 土地を作ろう
「着いた所は、広大な荒地、こんな所、どうしろって言うのよ」と、水無月。
『それを楽園にするのが、お姉さまとの約束』「「「「「ほんとにお姉さまラブですね。」」」」」と、睦月、如月、弥生、卯月、皐月。
国を作ろう、[なんか、むかしに遣った、こんぴゅうたげぇむに似たような物が、在った様な]
まずは、国土の維持と管理、国を作る基盤は何と言っても立地条件、人もほしいが、人が安心して暮らせる、土地が欲しい。
龍神核に土地に関する物は、在ったかな・・・『有りました、土属性の甲殻交龍皇。』
甲殻交龍皇を召喚『おじいさま、おじいさま、人と私たちが、末永く、暮らせる土地を作って下さいませ。』と、唱える。
甲殻交龍皇は、大きい体のカメさん、長い首を縦に振って、《聞き入れた、では、創造しよう》と返答を下さいました。
震度ななの地震なんて、可愛いモノです。
デビルシェイクと云いたくなる様な、船の震度計が、14.8を指しました。
海が、陸に成り、船が、陸の丘に刺さった状態に成りました。
陸の一部が、没し、大きな湖に成りました。
陸の一部が、隆起して、火山となり、噴煙を上げています。
海の一部も大きく沈降して、海溝となり、深海が出来ました。
次は、生物ね、海があるから、楽勝って、思っていたけど・・・
そんなに、甘くはない、珪藻を如何云う風に、変化させるかで、全く違うモノが出来る、前の星で、実証済み。
そんな時思いつきました、これも龍神様にお願いしましょう[他力本願]。
『え~っと、星命、生命、声明、名声?』「「「「「「あ”っ、そこ違うでしょ」」」」」」
『えっ、ごめん、欲が出ちゃった、気を取り直して、う~ん、生命の神は、居るけど、龍神様は、居ないなぁ~。』「「「「「「居るじゃないのあなたの本体が!」」」」」」『あ”っ、いたね、忘れてたわ』
『呼ぶと、もれなく、あの訳の分からない、神も付いてくるけど、呼ぶ?』「「「「「「居たね、そう云えば、でも、神らしい事してくれるかも知れないよ、タブン」」」」」」
『じゃぁ、呼ぶよ・・・って、自分じゃん』両手を胸の前で合わせて、拝むようなしぐさで、《いま、ここ、このちに、生命あれ》って、となえたら、案の定、にやけ顔の神が、御降臨されました。
後ろに振り返り、右手を立てて、副葬体の耳に掛かる様に[小声で『やっぱり、来ちゃったね』「「「「「「多分、出番待っていたんですよ。」」」」」」]
つい、大きな声で、『そんな分けあるかぁ~』って、言ったら、神が、《何か、云った》って、聞いて来たので、『だいじょうぶです、なにも、もんだいありません。』って、すまし顔で、答えた。
《この星で、何をしているのか》神が、意外に、威厳を持った声で、問いただして来たので、『生命の溢れる、オアシスの様な星の作成です。』って、適当に答えた。
《この空間に、オアシス・・・えらい…》なんか、ツボに入ったようで、思いっきり笑っていました。
そして、あたりを見渡してから、《なにか、たりないな》と云って、瞑想し始めました。
そして、神は、すりガラスの向こう側の世界から、もう一人の神【ぼく】を召喚しました。
【ぼく】は、こちらの世界に出現した瞬間、今まで、居た、神を取り込みました。
詩走「そんな、あれを一瞬で取り込むなんて」睦月、如月「「すごい、あの神らしきモノを一瞬で、滅したよ」」弥生「姿も良いですわ」卯月「優しそうだね」皐月「きりっとした表情が、堪らないです」
水無月「それより、また、増えていない」
文月「はい、文月と言います、目覚めさせて頂きました。」
詩走、睦月、如月、弥生、卯月、皐月「「「「「『ええっ、また増えたの』」」」」」
「はい、皆様一瞬、盛大に喜びませんでしたか。」『それだけで、増えたの』「はい、感情の起伏で、分裂したようです。」『まあ、増えた者はしょうがないとして、早速、手伝って貰うわよ』「はい、皆様今後ともよろしくお願い致します。」
--------------閑話休題---------------
物語の出演者が、増える事により、収集つかなくなる事が、あります。
設定表を見たり、進行状況を内部の出演者と語り合ったり。
書き進むと、まるで本当に生きているかの様に話し始めたり、喧嘩したりして、楽しいですが、収集が、付かなくなる事が、多々あります。
[詩走、睦月、如月、弥生、卯月、皐月「「「「「『ええっ、また増えたの』」」」」」]
作品中の出演者の声は、私も思いました、「また増えた」と私の思考では、3人位で丁度良いのです。
--------------閑話休題--------------
さて、それでは、欠片の住める場所を作りましょう。
『サンプリング、大地、山、川、海、空、それから、何がある?』
「蟲と虫」と、文月『それに、どんな違いがあるの』「言葉から推察すると、蟲は、うごめくもので、虫は、普通に見られる甲虫や羽虫、いもむし類ですね。」と、睦月「あれ、かわいいよね」と、弥生「うん、もにゅもにゅって動いて」と、卯月「キモっ」と、水無月「確かに、一杯居たら」と、皐月「気持ちが、ぞぞってするよ。」と、如月。
「そのほか、川や海に生きる生き物達、山や空を飛ぶ鳥たち、大地に息づくモノたち」と、文月。
「でもさぁ、それだと、欠片の害に成る動物も含まれるよなぁ」と、皐月。
「欠片をあそばせて置くより、危機感を与えた方が、楽しくねぇ」と、水無月。
「少しの危機感、生きる喜びっ」と、卯月。
『そんな感じか、まぁ、生き甲斐は、必要だけど、ほどほどにね。』
【ぼく】じぃ~っと、詩走を見ている《なんのために、ぼくをよんだの?》と、みんなの頭に声が、響きました。
「「「「「『すみません、忘れた分けじゃありません、取り込み中です』」」」」」と、詩走、如月、弥生、卯月、皐月。
「少しぐらい待って、くれたって良いじゃん」と、水無月。「おそれをしらぬな」と、水無月に向かって、睦月言う。
『すみませんが、もう少しの間、見学して貰いたいです。』
《まぁ、そなたのことばで、あれば・・・もうすこし、うつりかわるさまをみていよう》
『はい、その様にお願いいたします。』小声で、『中身、まったく変わっていないよ、あれ』、「「「「「その様ですね。」」」」」睦月、如月、弥生、卯月、皐月、「容姿は、可愛いのに」水無月、「たいへん、尊大な方だったのですね」と、文月、『あなたは、見ていなかったものね。』
『とりあえず、ちゃっちゃと、作る物作りましょう。』「「「「「「「はい。」」」」」」」
-------------紆余曲折があり---------
「「「「「『出来た、出来ました。』」」」」」「完成ですぅ」と、弥生、「此れ位何でもないわ」と、水無月。
《で、あらかた、できてしまったようだが、なにを【ぼく】にさせたい。》
『このモノたちが、平穏無事に過ごせる環境の保全をお願いしたいのです。』
《【ぼく】をほしに、どうかさせろと、いうのか。》
「「「「「「「はい、よろしくおねがいします。」」」」」」」
『貴方にしかできない、云え、貴方だから出来る事です、それに、姉さまの欠片を持つ欠片の楽園ですよ、守らないで、如何するのです。』
《ふむ、まぁ、よかろう、そのていあんにしたがおう。》
「「「「「「「『よろしくお願いいたします。』」」」」」」」
【ぼく】は、足元から、溶け込む様に大地に吸い込まれていった。
頭の先がとける寸前、《よぉ~く、みているからな》と、告げて消滅した。
『睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、本当の姉妹のように仲良く元気に楽園作り』詩走、《ふぅっ、きらわれものでも、つかいようというところか、ほしにねがいをとか、ほとんどのいきているほしは、【ジン】【ぼく】が、かんりしている、ゆめゆめわすれぬようにな》もう少し続きます。




