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うちゅう人の独り言  作者: からし
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うちゅうじんの独り言 アウターゴッズ 登場人物予定性格

やっと下りられた、大地。

星の形が、変わってしまった、もしかして、生態系に影響を与えたのって、【私】が、地上に降りようとした為に、起きてしまったの?


 『『『『『やっと、ついたぁ~』』』』』『ああ、ようやく、地上にたどり着けましたね。』『あれ?一人増えてないか?』『増えてる』『増えてるね』『増えてます』『増えてますわ』『なして増えた?』

 『【私】以外は、副葬体ふくそうたいのはずよね、意識足したけど。』『はい、間違いなく』『【私】様いれて、6名のはず、何で、地上に降りたら増えたのでしょうか?』『地上に落ちた時、死に掛けませんでしたか?』『ああ、そういえば、【私】様、一番下にいらっしゃいましたね。』『『『『『ああ、なるほど』』』』』。

 『まさか、また分裂したの【私】?』『『『『『『はい、そうですね。』』』』』』

 「死にかけると、増える、増えながら自分を守る。」「そんなばかなぁ~なんて、おもっています?」

 『誰、また増えたの?』『いえ、この星の人みたいですよ。』『『『ふぁーすとコンタクトぉ~』』』

 「ああっ、私、この村に住んでいます、ミノって言います。」「わたしは、カサです。」

 二人とも、10周期(【年】ねん)位の子供、腰には、草木の葉で作った籠、腰回りは、草木の蔓で編んだ巻きスカートの様な物、上着として、草木の蔓で編んだ布の真ん中に頭を入れる穴を作って、頭を出す、草木の蔓で腰ひもにして結ぶ。

 この丘には、獲物を探しに来たんだと、ですます言葉の副葬体が、言っていた。

 名前つけなきゃ、みんな同じ顔と声だもの、姉妹で、通るとしても、名前がね、無いと不便。



 なやむぅ、名前難しい。

 でも、【私】が、死と直面すると増えるのであれば、まだ、此れから増えるのではないのでしょうか。

 とりあえず、副葬体ささげられしものから、睦月むつき如月きさらぎ弥生やよい卯月うづき皐月さつき水無月みなづき文月ふみづき葉月はづき長月ながづき神無月かんなづき霜月しもつき。 

 それと、師走しわす[詩走しわす]の方が、良いかな。

 【私】は、詩走しわす、おしゃべりが、好きなの、楽しく詩人の様に語れれば、良いわ。


 睦月は、気の強い、しかし、温もりを感じさせる、君に

 如月は、寒さに負けぬ、芯の強そうな、君に

 弥生は、暖かな、春を思い出させる、君に

 卯月は、チョッと、涼しげな、水を思わせる、君に

 皐月は、澄んだ暑さを思わせる、君に

 水無月は、水の様に清く、しかし、揺蕩たゆたう心を持つ、君に

 文月は、思慮しりょ深く、物事を確実に見極める、君に

 葉月は、まだ見ぬ、暑い心を持つ、君に

 長月は、まだ見ぬ、豊穣ほうじょうを捧げる、君に

 神無月は、まだ見ぬ、陽気に心から、笑える、君に

 霜月は、まだ見ぬ、ポーカーフェイスの似合う、君に

 

 今は、まだ見ぬ、此れから増えて行く、副葬体かぞくの為に、身体も作りましょうね。

 居住場所と国を決めましょう。

 

 此処は、未だ、人々が暮らして居ない、草木の生い茂る、草木の楽園、動物の鳴き声や虫たちの営み。


 

お姉ちゃんの気配が、大きいこの星で、お姉ちゃんの欠片を集めて…どうしたいんだろう。

お姉ちゃんに会いたくて、ここまで来たのに、何したら良いか分からなくなっちゃった。

家族会議で、この先の役割分担をきめます。


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