うちゅう人の独り言 母と息子の物語(にちじょう)
母が、生きていたらの異世界、色々な事象が、有ります。
息子から見た、母親の目を通して見た世界。
色々な視点から見る事が出来る、【能力】、思い浮かべる事が出来ます。
母の気持ちが、少し分かる様になりました。
平凡に暮らせるとしたら、この様に成っていたのでしょうか。
「ひろし、起きてる、学校いく時間だよ」二階の子供部屋から起きてこない、息子に一括。
寝ぼけ眼で、階段をずるずると降りてくる我が息子、「今何時だよぉ、早いって言ってんだよ」
目を擦り、柱時計を見て、「まだ、6時じゃん、今日は、部活ないって、昨日言ったよね」
「何時でも、同じ時間に起きないと、調子出ないって言ったの誰でしたっけ」
渋々、洗顔、歯を磨きながら、「父さん、今日帰って来るんだっけ?」と、息子。
旦那は、測量機器メーカーの販売員で、京都に出張中
「夕方6時45分の汽車だって、言ってたから、迎えに行ったら」
初めは、戸惑いながら、そのうち、割り切った声で、「ええっ、・・・まぁ、良いか、一緒に飯食ってきても良いなら、迎え行って来る」
閑話休題
汽車って、蒸気機関車やディーゼルカー等の起動車両を言います。
電車って、パンタグラフや起動レール(側部通電レール等)から電気を取り出して、モーターを回す起動車両を言います。
閑話休題終わり
「久しぶりだもの、まぁ、良いわ、お金持ったの?」
自分の財布見て、「この前の小遣い、残ってるし足りなかったら、父さん持ってるよね」
「お土産買った残りで、残ってると思う?」
う~ん、と、唸ってから、「それじゃぁ、ちょうだい」と、両手を重ね合わせて指し出す。
「学校終わってからでしょ、一回、帰って来てから行って頂戴ね」
「分かった」と、息子。
より良い世界、続けて、生きていたい世界、何所かに在れば良いし、私も行きたいです。
いつかは、途切れる世界でも、思いは続きます。
こころの拠り所として、書いて行きたいです。