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うちゅう人の独り言  作者: からし
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うちゅうじんの独り言 3-7

 なんだかなぁ、です。

 創造主にボキャブラリーが無いとこれ程苦労するとは、思いませんでした。

 

 「コンセプトは、着ぐるみ化」


 そんな事を云いだした。


 「今までノ前振りハ、無視ですカ」


 そんな事は無い、今までは、今まで、これからが、本番。


 みんなで、わいわい楽しもうじゃありませんか。


 「創造主の云う事に逆らっては、いけませんね、いや、逆らっても、何の解決にもなりませんし、此処は、あなたの世界、わたし達は、意思のある端役、モブですものね」


 そんな、謙虚に成られても、困ります、ある程度、自由に生きましょう。


 『そいで、着ぐるみと言うとやな、この体を着ぐるみに変えて、相棒を覆えばいいんのか』


 『其れでは、芸がないだろう、もっと斬新に考えねば』


 『斬新、って、ぼく達も彼らと同じ人型に成るとか、騒ぐとかですか』


  それも良いですね、意見でるじゃないですか。


 「それで、他のわたくしたちは、どの様に動いたら、良いのです」


 「体育大会とカ、お祭りノ、出し物とカ、ダンス大会とカに成るのカ」


 「ぼくは、グリュと一緒だったら、何でもいい、なんにでもなるよ」


 幸い舞台は、先程、作りましたし、私の後ろの方が・・・


 「「「後ろの方々も参加」しましょうね」だナ」


 『みんなでワイワイのコンセプトだったよな』


 『増えちゃうで、人数に入れんのやな』

 

 『そうだな、色々な人種や色々な形が、あっても面白いと思う』


 後ろの方たちが、やる気を出したみたいです、人型にしましょうか。


 「「「『『『やったぁ、此れで、人数が増える』頭数が増えるってな』ですねぇ』そうやナ」たのしくなりますわ」でも、多すぎない?、構成大丈夫?、バランス執れる?、ぼくは、心配だなぁ」


 キャストの変更等は、当方で、行います、出し物をお考えくださいませ。


 着ぐるみは、可愛いもの限定です、スプラッターであっても、よりかわいく仕上げる事を前提にしますので、少々過激でも構いません、実際に刃物が刺さっている事以外は・・・。


 あっ、刺さって居る所には、エフェクトをループさせておきますので、出血多量による演出も忘れないようにしてくださいね。


 この場所での脂肪は、ありません、脂肪ですから、死亡ではありません。


 「ちょっと、待ってグロいのは、NGと言っておきながら、平気で刺すって、どう言う事ですの」


 可愛く、表現させて頂きますってばぁ、演出は任せますけどぉ、スプラッターは、芸術ですしぃ、うちの姉ちゃんも好きですしぃ、何より観客様に楽しんでいただけれぇばぁ、良いのです。


 『おおぉい、誰か、入っているぞぉ』


 「後ろの人じゃネ、過激そうナ、六番目ってカ」


 『主の格好をした別人、出来れば同一人物でも姿を変えて頂きたいのだが、どうにも成りませぬか』


 変わった方がイイってなら変えるか、黒と灰色のマダラの羽は、伊達じゃないってな。


 『『マダラ』っえ』


 「「最悪」だナ」


 わたしの中身ですが、別の人格ですので、すべて、人型にしてみましょうか、そうですね、出来れば、着ぐるみ姿で、かわいっくが、コンセプトですので。


 「十二人居るってカ、其れだト・・・いヤ、なんでもねぇヨ」


 いやぁ、結構分かっていらっしゃる。


 水干から始まり十二単迄にしましょうか。


 「かわイックが、コンセプトでは、無いのですか」


 「ぼくも、そう聞いたよ」


 ただ単に、当ててみただけですよ、これから可愛くしてみますから、そんな、生ごみを観る様な感じで見ないで下さいよ。


 でも、あの瞳が、そそられるぅ・・・冗句です、ホンの冗談ですよ、真面目に可愛くして行きますから・・・でももう少し・・・真面目にしますから、そこの羽目板外さないで、振り上げないで下さい。


 『『『冗談も過ぎると、最悪にしかならん』ですね』だな』


 「なぁ殴っテ、良いカ、もう少シィ、まともに成るんじゃネェ」



 登場人物にどうしても、12人の姫が、入ってくる、ボキャブラリーの無さに辟易しますが、我慢して、生暖かい目で、見て下さい。

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