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うちゅう人の独り言  作者: からし
19/30

うちゅうじんの独り言 いつかの事 2-2

 キャラが、走り始めた、如何しよう、制御が効かなくなりつつある。

 わたしのキャラは、人格を得てしまったようだ。

 どんどんストーリーが、改竄されてしまって、設定表も蹴ってしまっている。

 高圧的な光に、照らされた兵器保管庫、メインゲートが、大きく開いて、上級将校が、闊歩する。


 大小のコンテナが、整然と並べられている中のメイン通路を光を背にして、上級将校が、乗馬鞭を手に、敵軍の裏取引現場に優雅に闊歩して遣ってくる。


 「貴方方は、その青写真だけで、我軍を知りえたと、お思いですか」樹上級将校が、相手をあおる。


 「こっこれで、全てでは、無いのか、、、たっ、確かに、その者は、先程我軍の精鋭に殺された筈」蒼い顔をして、震える手を握り人差し指で、堀米戦闘士官を指して言う。


 「シッカリ、殺されましたよ、復活したけど」堀米戦闘士官は、おどけた表情で、言い切った。


「あの話は、すべて、本当だったのか、未だに信じきれないが、現に生き返っている、死んで無いのか」敵将軍と共に来ていた、軍医が、言った、傍に居た技術士官も青白い顔のまま固まっていた。


【ラストバタリオン】計画

「不死者の軍隊、撃たれても部位欠損しても完全に消失しても霊的、加護が有る内は、死ぬ事は無い。

 と言うのが、普通の解釈でしたね」樹上級将校は、ため息をつきながら、言った。


 「どうして、それが、我々の帝国ではなく、みしらぬ敵国で、発動するのか」敵将軍閣下は、自国の研究 技術士官の胸ぐらをつかみ吠える。


 樹上級将校は、ため息をもうひとつ吐いて、「これは、某計画では無いですよ、我国、独自のモノです」


 「そうそう、モノなのよ、者なの」ぼくは、半分からかい乍ら、青い顔をした敵軍さんの廻りを掛ける。



-----------------------



 別働隊の軍医と技術士官は、殆んど、蒼白に成りながら、震える手で、樹中将を指差して、「デモにストなのか、それとも、実体を持った悪魔なのか」と、言いました。


 「いえ、我々は、人と、分類されていますよ、まだ」樹中将は、しれっと、答えた、全く悪びれた風も無く。


 「そっ、そんな人類は、聞いてないぞ、断じて、人間ではない」唾を飛ばしながら別働隊の軍医が、震えた口で、言う。


 「人類じゃぁ無いんだなぁ、【人】ですよ、ひと」ぼくは、中将の顔色を見ながら、口を挟む(ぎり、せーふ)。


 ☆☆☆☆其の後☆☆☆☆


 「しかし、毎度のことながら、此れは、パターン化してませんか、樹さん」関野調達委員が、樹中将に言う。


 過剰に武装した組織だからなのか、うちの部隊を知りたがる、国内外の敵の多い事、笑うしかない。


 「ふむっ、何処まで、情報をわざと漏洩させるか、と言う事ですかね」顎に右こぶしをつけて、考え深げに、樹中将は、話す。


 「あまり、大きく開示するのは、控えて頂きたい、隊員たちのメンテナンスが、大変に成る」囃子玲はやしれい医療担当女史が、精神面と物理衝撃負荷について、樹中将に進言する。


 「君も、来ていたのか、囃子くん」関野調達委員は、後ろを振り返りながら、言う。


 「隊員たちは、人間では、有りませんが、人ですよ、感情が、有るのです、その辺を十分に検討して頂きたい」囃子医師は、捲くし立てる。


 「多くの者達に晒される事に成るのは、分かって居た事ですよ」樹中将は、囃子医師に向かい合って、優しげに反論する。


 囃子医師は、隊員たちの方を向き、「帰ったら、全員メンテルーム直行な、何処にも寄って来るなよ」と、勢いよく言いました。


 《また、メンテか、自動更新って、無いのかね》ぼそぼそと、皆言っているが、堀米戦闘伍長の一喝「行くぞ、お前ら」の掛け声で、渋々ながら、大きい声で、応答「イエッサー」と、言って、駆け足で、駆けていく。


 ぼくは、浮いたまま、着いて行く。



 この文がイケなかったのだろうか、キャラだけじゃなく、PCも勝手に更新し始めた。

【孰れは、もとに戻るとも、今はこの輻輳が、楽しいしばらく続けます。】

 そろそろ、剪定バサミ買ってこなければ、良い花が咲かなくなってしまう。

 剪定も大事ですからね。


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