うちゅうじんの独り言 惑星編国造りコッチ側
あっち側とコッチ側、どちらが私の居る場所なのでしょう。
どちらにも存在します、意識もあります。
名前が違う時も有りますから、気を付けないと立ち位置が分らなくなります。
集落と村、人の営みを観察したいので、家と村を作ろう。
森に分け入って、初めの家を作る材料を切り出そう。
人を借り出したいけど、我慢して、副葬体に手伝ってもらおう。
「その木の枝と葉は、切り落として、後で、使うから」「分かった、枝と葉に分類すればいいのね。」「こっちの木は、使える?」「駄目だよ、それは、まだ小さいでしょ」「これは、如何」「それも、だめだね、長いけど、細いでしょ」『みんな、頑張っているね、私も手伝おうか。』
「「「「「「お気持ちだけで、結構です。」」」」」」、水無月「せっかく切り出しているのに、元に戻されたら、また、遣らなきゃならないのよ、これで、何度目その答え。」きついお言葉、まぁ、これで、十二度目ですけど、自分だけ何もしないのも、気が引けると言うか、怠惰でしかない様な感じがする。
「「「「「「龍神の召喚したでしょうが、あれだけで、十分ですよ。」」」」」」『だって、仕事をしたのは、龍神様だし、私は、呼びだしただけでしょうが。』「「「「「「それで、十分です、他の人が出来ない事ですから、休んで居て下さい。」」」」」」『でも、神が、じと目で、私を見ているんですもの』
「「「「「「気にしたら、負けです。」」」」」」
『ところで、思い出したんだけど、長月よね、居なくなった子』「「「「「「誰、それ」」」」」」
『えっ、まだ、出てない』、チョッと、驚いた。
「「「「「それ以前の話、私達に名前あったの?」」」」」と、睦月、如月、弥生、卯月、皐月。
水無月「私には、あったけど」
『おおっ、そこ、まだ言ってなかったっけ』思い出した。
「「「「「はい」」」」」、水無月曰く、「全員、一年を表す、月の名だよ」、『引っ張ったのにそこで、言う』ちょっと、ふくれっ面。
「へっ、おそいんだよ」右の親指で、鼻を弾きながら、水無月が言う。
「「「「「そうなんだ、でも、たりないよね、まだ、数人」」」」」
「で、そのうちの一人が、ついて往けないって、バックれたんだよ。」と、水無月。
『そんなに、思い詰めてたの?』と、詩走。
「あれは、そんな玉じゃない、他人の為とか、色々な精霊の為に働く、ワーカーフォリック、仕事が生きがいなだけだ、こんな所で、遊んでいるのが嫌なだけさ」と、水無月。
「いやって、遊んでないよ。」睦月「そうね、遊んでいる様には、見えない筈だわ」弥生『龍神様を呼んだのよ、遊ぶ筈ないじゃない』「そう見えたんだろう、あれには」水無月『そんな、神が、みているのに、余裕なんてないわよ』「そうですね、確かに、余裕は、有りませんでした」如月「「よゆう?」」、卯月、皐月「「言葉の綾じゃ無いのかなぁ~」」
『それよりも、探すの彼女?』「まっさかぁ~何所行ったか分からないのに」と水無月、お手上げのポーズで、話す。
「「「「「誰か、捜索に出す?」」」」」と、睦月、如月、弥生、卯月、皐月。
『では、文月と葉月に、行ってもらいましょう』「「「「「だから、それ誰?」」」」」
〔〔私達です。〕〕文月、葉月、其々左右に分けた、ポニーテールが、チャームポイントの可愛い双子の様な女の子。
〔〔はじめまして、お姉さまたち、ポニーテールの向きで、判断してください〕〕文月、葉月。
「よう、ひさしぶり、二度目なんだがな」水無月
「はじめまして、お二人さん」睦月「はじめてだよね」如月「わたしもはじめてだとおもう」弥生
「水無月が、おかしいんじゃないの」卯月「でも、水無月って、私達より、前の事、結構知っているから、実は、睦月よりお姉さんなんじゃないの」皐月。
「いやぁ、前の事象を知っているだけなんだがなぁ」水無月
『そうね、水無月ちゃんは、前の神の時の事も、知っていたから、って、皆ホントに知らないの?』
「「「「「まったく、しらない」」」」」「本体が、要領が悪いから…」水無月
『そんな事無いのに、偶々でしょ、でも、なんで水無月ちゃんだけ、忘れてないのかしら』
〔〔私達は、長月の姫を探しに行ってきます〕〕暇乞いをする、文月、葉月。
『そんなぁ、もう行っちゃうの』〔〔はい、何だか嫌な予感がします〕〕「霊感は、文月、葉月、長月には、敵わないからなぁ~」と、水無月『ほんと、良く知っているわね、やきもち妬いちゃおうかしら』
「「「「「いってらっしゃぁ~い」」」」」〔〔はい、いってきまぁ~す〕〕元気に手をつないで、転移ゲートを開く、「あんな事も出来たんだっけ」水無月、『そうね、二人なら、直ぐ見つける筈よ』
別の世界に転移でもしない限り…
しょーとすとーりーの様な物ですが、本文と繋がっております。
チョットの違和感とまるで、次元を超えた様な感じをお送りいたします。




