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神宿りの旅人  作者: rip
偽装風習商場 セレティア
32/37

セレティアに向けて

火が消えたのを確認し、俺も眠りにつく

すっかり月が登った草原は、薄い月明かりに照らされていた


............


翌日、鳥の鳴き声で目が覚める

目を擦りながら起き上がり、大きく伸びをする


「3日ぶりのまともな空気だー」


バルネアにいた時は、灰のまじった空気のせいで何度もむせていた


「さあ、レナ。出発するぞ」


寝袋に潜り込んでぐっすりと寝ているレナを揺する

レナは初めこそ嫌がっていたものの、やがて寝袋から顔を出す


「アルト?......あとちょっと」

「寝るなー。馬車を探すんだろ」


起きようとしないレナに呆れながら、彼女が起きるのを待つことにする

昨夜座っていた岩に腰掛け、気長に待ち続けていると、荒野の方から馬の足音が近付いてくるのが聞こえる


「レナー、起きろー。馬車が来たぞ」

「馬車ぁ?次の馬車でいいよー」

「また歩かないとならなくなるぞ」

「それでもいいからぁ」

「......はぁ」


再び寝袋に入り込んだレナを持ち上げると、御者を呼び止める


「すみません。その馬車、セレティアに向かいますか?」

「ああ、そうだが.......兄ちゃんセレティアに行きたいのかい?」

「はい」

「へえ。兄ちゃんも物好きだねー。今セレティアは感謝祭の真っ最中なんだぜ?。観光客も集まってるし、今更観光なんて行っても楽しめるとは思えないがな」


御者の男は、申し訳なさそうに頭をかく


「観光だけが目的ではないので。いくらでしょうか」

「どうしてもっていうなら止めはしないが.....300ゴールドだ」

「それなら2人分で600ゴールド。これでいいですか」

「毎度あり」


男は俺と背負われているレナを幌の中に案内すると、台車に座る


「揺れるから気を付けろよ」

「はい」


馬車がゆっくりと動き出す

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