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神宿りの旅人  作者: rip
偽装風習商場 セレティア
30/37

荒野を抜けて1

バルネアの村から離れた荒野

これで村から6時間は歩いた事になる

すっかり日も暮れ、隣を歩くレナの顔にも疲れが出ている


「アルト。少し休もうよ」

「もう少しで草原に着く。それまでの辛抱だ」


レナには過酷だろうが、いつまでもこの荒野にいるのは危険だ。灰を吸い込みすぎれば呼吸困難に陥りかねない。一刻も早くここを離れなければならない

レナを諭しながら枯れ木と灰に満ちた荒野を進む


「レナ。一つ聞いていいか」

「え。ど、どうしたの?」


レナは俺の抱く疑問に予想が着くのか、ばつが悪そうにしている


「お前の言ってた道はどこにあるんだ?」

「え、えーと。それは、その」


レナは消え入りそうな声で、指を絡ませながら呟く


「あー、だいたい予想はついてたんだが。お前。知らないよな」

「そ!そんなこと」

「隠さないでいい。これから村に突き返そうってわけじゃないんだ。噴火の被害で焦げた場所に近道なんてあるはずない」

「うっ」

「旅についてくるための口実だったんだろ?別に気にしてないさ」


レナの顔が明るくなる


「それはいいとしてだ、あと一息だ。頑張れるよな」

「うぅ」


レナは苦しそうに小さくうめくが、覚悟を決めたのか歩き出す

俺も続いて歩く

目の前に続く灰の大地の先に、僅かに緑が見え始めた

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