盟約ト契約
「面倒ッ!?。何で俺なんだ!」
[盟約によって我々が使えることができるのは、宝玉を所持する者のみなのです]
「何でこんなものひろったんだあああ」
俺は思わず叫ぶ。
[動物達が驚いてしまいます。落ち着いてください]
「はっ。すまない」
俺は深呼吸をすると、竜に向き直る
「盟約による物なら仕方ないか。世界の秩序を守るのも獣人の役目だし。それに、お前ならこのブラムドについても知ってることは多いはずだ。それを俺に教えてくれれば、俺にメリットがあるし、お前にもメリットがある」
[そうですね。お話のわかる人で良かったです]
竜は、優しく笑う
「確か、契約には儀式がいるんだよな?」
[そうですね。宝玉に持ち主の血をたらして神獣の名を呼び。後は人間以外の種族には伝承されています]
「ああ、聞いたことはある」
俺は戦いで折れた剣の先を指に押し付けて切る
宝玉に血が染み渡り、宝玉が澄んでいく
「神に産み出されし雷を司る獣。サミルレウルよ。我が身を魔の根源とし、汝の力を与えよ」
「雷皇よ、このアルト・エールデンに、従う事をここに誓え!」
誓約の言霊が終わると、竜は俺に向かって頭を下げる
[主よ、私は貴殿の命が尽きる刻まで、貴殿に付き従うことを神の名を持ってここに誓う]
神獣側の誓いが終わり、俺のペンダントの中に、竜の紋章が刻まれる
[契約が完了した。これで私は貴殿の力になれる]
「ああ、よろしく頼む」
俺は、神獣の頭に触れる




