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神宿りの旅人  作者: rip
豪炎の山麓村 バルネア
27/37

打開作(策)

バルガレイドの尻尾が背後に迫ったとき、俺を赤い光が包んだ

[ぐああっ!?]

背後には切断され、地面に落ちて動かなくなった溶岩の固まりがあり、目の前にレナが立っていた

「アルト、大丈夫?」

「え?。レナ!?、何でここに!」

「アルトが死んじゃうと思ったら自然に。ごめんね」

レナは申し訳なさそうに微笑する

「....ったく、お前は馬鹿かよ。危うく仲良くあの世行きだったぞ?。自分の事大切にしろよな」

「えへへ」

「誉めてねえぞ誰も」

「そ、そうだよね」

「まあ、おかげで助かった。ありがとう」

「どういたしまして」

神器を握り直し、苦痛のうめき声を上げるバルガレイドに向き直る

「今度は外さないからな」

[ぐっ....たかが一回のまぐれで調子にのるなよ!]

バルガレイドが叫ぶと、その翼から大量の熱線が発射される

「させないよ!」

レナが俺の前に出て来る

熱線はレナを包む光によって遮断される

「やっぱり」

「何がやっぱりなんだ?」

「このペンダントだよ」

レナは金の枠に、赤い宝玉のはめ込まれたペンダントを見せる

「このペンダントが私を守ってくれてるんだと思う。この山の暑さを全く感じないのもこれの力なのかもしれない」

「なるほどね。そりゃ早く言ってほしかったね。下手したら俺がその宝石になってるところだったよ。全身ボロボロに粉砕されてたかも」

「私だってさっき気づいたんだから仕方ないじゃない。そんな意地悪言わないでよ」

「ごめんごめん」

「私が攻撃を防ぐ。アルトは神様をお願い」

「これだけボロクソにやられてもあいつを神様なんて、昔はもっと良やつだったんだろうな」

「村の皆も、神様も助けたいの」

「ああ、俺も手伝うぜ。一緒に頑張ろう」

「うん!」

[.....さっきからなにいちゃこらしてんだ!?。そういうのはよそでやれや!!]

「おっと、これは失礼。じゃあ、戦闘再開といくぜ!」

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