打開作(策)
バルガレイドの尻尾が背後に迫ったとき、俺を赤い光が包んだ
[ぐああっ!?]
背後には切断され、地面に落ちて動かなくなった溶岩の固まりがあり、目の前にレナが立っていた
「アルト、大丈夫?」
「え?。レナ!?、何でここに!」
「アルトが死んじゃうと思ったら自然に。ごめんね」
レナは申し訳なさそうに微笑する
「....ったく、お前は馬鹿かよ。危うく仲良くあの世行きだったぞ?。自分の事大切にしろよな」
「えへへ」
「誉めてねえぞ誰も」
「そ、そうだよね」
「まあ、おかげで助かった。ありがとう」
「どういたしまして」
神器を握り直し、苦痛のうめき声を上げるバルガレイドに向き直る
「今度は外さないからな」
[ぐっ....たかが一回のまぐれで調子にのるなよ!]
バルガレイドが叫ぶと、その翼から大量の熱線が発射される
「させないよ!」
レナが俺の前に出て来る
熱線はレナを包む光によって遮断される
「やっぱり」
「何がやっぱりなんだ?」
「このペンダントだよ」
レナは金の枠に、赤い宝玉のはめ込まれたペンダントを見せる
「このペンダントが私を守ってくれてるんだと思う。この山の暑さを全く感じないのもこれの力なのかもしれない」
「なるほどね。そりゃ早く言ってほしかったね。下手したら俺がその宝石になってるところだったよ。全身ボロボロに粉砕されてたかも」
「私だってさっき気づいたんだから仕方ないじゃない。そんな意地悪言わないでよ」
「ごめんごめん」
「私が攻撃を防ぐ。アルトは神様をお願い」
「これだけボロクソにやられてもあいつを神様なんて、昔はもっと良やつだったんだろうな」
「村の皆も、神様も助けたいの」
「ああ、俺も手伝うぜ。一緒に頑張ろう」
「うん!」
[.....さっきからなにいちゃこらしてんだ!?。そういうのはよそでやれや!!]
「おっと、これは失礼。じゃあ、戦闘再開といくぜ!」




