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神獣と青年
竜は俺のペンダントに顔を近づける
[それは300年前の戦で傷ついた我々のために作られたものなのです]
「はあ」
[300年前、我々と他の種族の戦がありました]
「ああ。その話は聞いたことがある。100年という時を経て、戦は終わりを迎え、戦は種族の勝利に終わった。傷ついた神獣は、長い眠りに着いた.....お前。神獣なのか?」
[よくわかりましたね]
「今の話をきいてればな」
[ふふ。流石にわかりますよね]
竜は、優しく微笑みながら俺を見つめる
「でも。俺のペンダントがお前のために作られたっていうのは?」
[その宝玉は、神獣の魔力を蓄積したもので、傷の癒えた我々が力を取り戻せるように作られたのです]
「なるほどな」
[しかし、魔力を取り戻したとしても、我々は主の力がなければ力を使え無いのです]
「待てよ?......この話の流れだと、俺がお前の主になるんじゃないのか?。神書によると、宝玉の持ち主が神獣を従えるとらしいが」
[そうなりますね]




