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奇妙な夜
バルネア山での出来事について何度も推測をしてみたが、確信にたどり着けないのが現実だ
「ふふふ.....」
[主よ、どうかなさいましたか]
「......ははははは」
[主?]
「燃えてきたぜ。こうも謎が深いと余計に解きたくなる。絶対にこの謎を解明してやる」
[........]
サミルにはおかしなやつだと思われただろうが、今の俺にはそんな些細なことはどうでも良かった
「さて、休むか」
明日に向けて一度眠ろうと思ったが、ベッドではレナが眠っていたので、仕方なく机に伏せて眠る
夜も更けたころ、おかしな感覚で目が覚める
(暑い。今は夜なのに何故)
ふと奇妙な音が聞こえたような気がした
岩が崩れるような。その中に混じる声を
(幻聴か何かだよな。こんな夜中に。仮に落石があったにしても、声なんて聞こえるわけない)
この時の事を覚えておけば。そう後悔するのはそう遠くない先の話だ




