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神宿りの旅人  作者: rip
豪炎の山麓村 バルネア
14/37

バラム火山道調査

再びバラム火山道

「暑い.....来たときよりもさらに暑い」

[主よ、私もそう思います]

「アルト。大丈夫?」

「ああ。問題ない」

「その割には汗だくだけど」

「気にしなくていい。こんなに動いたのが久しぶりなだけだから」

「そう」

レナは俺を気にかけながら、火山道を進んでいく

(レナの両親は幸せ者だな)

「ここだ」

目的地の村と火口への分かれ道に到着する

「レナ。お前はこの辺りのことには詳しいのか?」

「うん。よく冒険者の人にアイテムを売りに出ているから。少しくらいなら」

「そうか。それなら、この台座が何か分かるか?」

俺は火山道に沿って配置されている石で作られた台座に近づく

「300年前に壊されちゃったみたいだけど、それはコアが置いてあったみたい」

「コアって、あの魔力の結晶のか?」

「うん。そうだってお父さんから聞いた事があるの」

「なるほど。とすると、ここには氷か風のコアでも置いてあったんだろうな」

(随分と粗末な作り方だ。この程度ならすぐに壊されるのも無理ないな)

[非常な微量ですが、火口の方から魔力を感じます。もしかすると、300年前に人間が足を踏み入れていない場所があるのかもしれません]

「そうか。じゃあ、そっちに行ってみよう」

「アルト?。どうしたの?」

「あ!?。いや別に」

「そう?。それで、どこに行くの?」

「火口付近だ。ここのコアは全部壊されてるわけだし、いい結果はとれなさそうだから」

「火口付近って。危険だよ!。あそこは300年前の戦でも、人間達が向かったきり帰って無いんだよ!」

「研究のためだ多少の苦労なんて気にしてられない」

俺は火山道を火口に向かって歩き出す

「アルト!」

後ろからレナがついてくるが、不安が隠しきれないようだ

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