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神話物語 金のオリーブと銀の蜜  作者: 寵嬢 優樺
王妃の願い~波乱の協奏曲(コンチェルト)
13/23

第7章 波乱の婚宴[前編]

見事にエレオス王国の宮廷入りを果たしたミンナス。彼女に訪れるのは波乱の足跡。

今日は、結婚式。新しい王と王妃が誕生する日だ。


「ミンナス様。」

「どうかしましたか、レイ。」

「はい、実は……」

レイは、ニムエが『妹をお願いします。』と言って私に仕えることになった妖精。(エレイザベート)神族とあって神秘的な瞳は、やはり美しい。彼女と同じ…豊かな栗色の髪を何処かで見た気がするが、何処で見たのかはわからない。

「……わかりました。至急、向かいます。」

レイから聞いたことが真実だとしたらこの国は……滅びの運命を辿るだろう。いや、世界も同じなのだろうか?わたくしは供の者をつけることなく、ひたすら走り続けた。

長い裳裾の重くて邪魔なこと、(ナジョム)鯨の骨と(ひげ)で作られた滑稽なコルセットのせいで、なんと着心地の悪いことか。

(国に帰りたい。わたくしの着ていた服はもっと、動き易くて快適だったのに……)

そんな風に望郷の念に駆られるが、戦争で人が死ぬことと比べたら、この問題はどうでも良い。


気まぐれな運命(モヴィラード)が審判を下す時間は近い。……わたくしが人間界を去ることになるかは、この(未来を知る)瞳さえ教えてくれない。この先どんなに辛い試練が待ち受けているか、知るのはモヴィラードだけ。だから、出来ることをして、身をゆだねて待つのだ。ミンナスは、そうすれば夢は必ず叶うと信じているのであった。

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