30、戦国妖怪絵巻
職業とかあったほうがいいかな
戦国の世、日ノ本は争いに溢れていた。
・基本的に人間は黒目黒髪、妖怪とその血を引くものは色々。
・土地と深いつながりを持つ妖怪は土地神になることが出来る。土地神になると、自分の領地では能力がかなり強化されるが、他の土地に出歩くことができなくなる。3分の2以上が妖怪じゃないとなれない。また、領地の栄枯盛衰で能力ボーナスが変わり、場合によってはマイナスになる。
・数と技術は人間、単純な身体能力と妖術は妖怪が優れている。
*鬼:力に優れる妖怪。角と、左右で目の色が違うことが特徴。人の血を引く場合は角を持たない。高位の妖怪で、全ての能力が高いが、成長に時間が掛かる。
*狐:妖術に優れる妖怪。最多で9の尾を持つ。最初のうちは高くても平均的な能力しかないが、成長速度と成長率の高い、大器晩成型。尾の数では強さがある程度判断できる。
*天狗:素早さに優れる妖怪。翼を持つ妖怪の大将的存在。機動力に優れ、日ノ本中何処にでも一時中に駆けつけることが出来る。ただし、耐久力は低め。
*河童:力に優れる妖怪。水かきと皿を持ち、皿が乾くと動けなくなる。故に地上での行動は苦手。しかし、水場では最強に近い力を発揮する。
*龍:妖術に優れる妖怪。霧で出来た体を持ち、物理攻撃が貫通する。また、状態異常は全て無効化できる。しかし、風系や炎系の術に弱い。
*狸:力に優れる妖怪。小柄で愛らしい姿をした妖怪。人並みに数が増えやすく、連携も抜群。一体一体の力はたいしたことはないが、集まるとかなり強い。
*雪女:妖術タイプの妖怪。白く美しい女性の姿をしている。北方にしか存在できないが、雪、氷、冷気を自由に操る力を持つ。
*九十九神(付喪神):100年以上大切に使われた道具に魂が宿った妖怪。能力は元になった道具によって全く違う。子を成すことは出来ない。
*猫:素早さに優れる妖怪。所謂猫又。とにかく、成長速度が速いので、即戦力になる。ただし、早期成熟型なので、最終的な能力は低めになる。
戦ののろしをあげろ。采配は既に振りあげられている。
自らの力と知恵で敵を下せ。勝利を刻み付けろ。
この日ノ本で最も優れているのは己だと知らしめるのだ。
戦いは、既に始まっている。




