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148、九十九神犬奮闘する。

石像犬えすえすの数十年後が舞台

  




小生は犬である。正確には、犬の形をした石像である。ずっと昔に作られ、己れが無力な存在である事を知り、自らの意思で動く事が出来る様になりたいと思っていた。

そうした何日か前の月の綺麗な夜、唐突に小生は自分が動ける様になった事に気がついた。生身の犬の様に吠えたり、物を食べたり舐めたりする事はできないが、走ったり、咥えたり、ぶつかったりは出来る。昼間は人間たちの目印となるという役目がある為にこの場所を動く訳にはいかぬが、そうでない夜の間は人助けの為に走り回ろうと思う。




犬:九十九神化した事で動く事が出来る様になった日本犬の石像。頭が悪く、沢山の事は覚えられないし、数は三つまでしかわからないし、文字は読めない。真面目で冷静沈着。有体に言えばノリが悪い。わからない事はわからないままでいいや、と放りなげるタイプでもある。浮かないので泳げない。固い。重い。





・夜の街を回って探し物を見つけたり、妖怪と戦ったりするゲーム。アクション。

・ファンタジー寄りだけど、近代程度の科学はある世界。とりあえず、電車は走っている。舞台となる街はそこそこ発展しているが、夜になると出歩く人は殆どいない。妖怪などは認知されておらず、空想上のものと思われている。

・サポートキャラも必要かな。犬に突っ込みを入れたりする役。何か、小妖怪的なの。

・ミッションの平行進行は犬が馬鹿なのでできない方向。二つも三つも覚えていられない。

・ミッションとそれに付随するエピソードが集まってストーリーになる感じの構成。ミッションは一夜一つと限定しなくてもいいと思うけど、一夜の行動時間には制限があった方がいいかな。ミッションを日をまたがって行うのは…ありでもいいかな。

・その内、日中に犬にお願いすると次の日叶うっていう都市伝説が生まれたりすればいいよ。

・犬に嗅覚は無いけど、その物に染みついた"気"みたいなものを感知する事は出来る。

・その内師匠的なものができて、"気"の扱いを覚えて遠中距離が出来るようになる、ってのとかもありかなぁ。まぁ、お馬鹿わんこだから修得にある程度時間がかかるだろうけど。

・体力制かな。ライフ制だと何かイメージ的に違う気がする。"その場からコンティニュー"或いは残機的なものは3つまでで。わんこが3つまでしかわからないから。

・妖怪は必ずしも敵ってわけじゃなくて、味方だったり害がないのとかもいていいと思う。ていうか、犬も妖怪みたいなものだし。都市伝説的なのもありかな。

・基本は失せもの探しと妖怪退治になるのかな。但し、妖怪退治は何か問題が起こってそれを解決しようと思ったら犯人が妖怪だったので退治する、的な。…別に対人間とかもありだけど。

・犬が馬鹿だから騙される、っていうエピソードとかもあっていいと思う。基本的に単純思考。犬は別に正義の味方じゃないし、何が正しい事かはわかっていないけど、お人好しだから困っている人がいるなら助けようとする。別に相手は人間限定じゃなくて、困っていれば妖怪とか動物とかでも助けるかもしれない。だから、騙される事もあるんだろうけど、多分騙されても相手を信じる事は辞めないんだと思う。






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