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144、時繰の魔術師


 

何も欲しくない。時を止めたのは少女自身だった。

失う事を恐れ、大人になる事を拒んだ。それでも、少女に時は過ぎる。

長い髪を解き、過ぎた時間を否定するように髪を切る。そんな事をしても時の流れは止められないと知っていても。

忘れる事を拒んで目を閉じても、それでも時は流れていく。





少女:時繰の魔術師の称号を与えられた史上三人目の人間。元々高い魔力を持つ者が生まれやすい一族であり、過去に時繰の称号を与えられた二人も同じ一族の生まれ。その魔力を恐れた時の王により住んでいた村を壊滅状態に追い込まれ、一人だけ生き残る。その時自らの魔力を暴走させ、周囲の時の流れを狂わせる。それによって周囲一帯に時空系魔術に耐性がある者以外は急激な老化、若返り(生まれる前までのレベル)等によって死亡の危険がある空間が形成される。少女自身はその中心で眠りについていた。少年の手によって目覚めた後、長く伸びていた髪を切り、少年の旅に加わる。

基本的にマイペースで世間知らず。生まれてこの方村から離れた事がなかった。

能力的には完全な魔術師タイプで、魔力・魔術耐性は高いが、物理系は弱いし体力も低め。但し、物理耐性に関しては魔術での底上げは可能。また、時繰の称号の通り、時間干渉魔術を得意とする。但し、人生経験が少ない為か、時々コントロールに失敗したりできなくなったりする。即死効果になるので危険。


少年:予言によって世界を救う事を定められた少年。世界を救うという予言をされたと言っても、わかりやすい悪が現れているわけではないので、旅に出た。

好奇心旺盛でお人好し。考えなしの行動も多いが、何も考えていないわけでも馬鹿なわけでもない。実は結構天然黒な所もある。高いカリスマだか求心力みたいなものがあるのか、割と人に好かれる。何だかんだでトラブル吸引体質というか、トラブルメイカーじみた所がある。或る人によると、勇者というよりはトリックスター的な立ち位置。

能力的にはどの能力も平均的に高めのオールマイティー勇者様タイプ。特に弱点はないが、逆に、特に優れた所もない。どんな装備も使えるが、だからと言って何でも使っていると器用貧乏になる為、幾つかに決めて使う方が無難。各キャラの専用技以外全て覚える事が可能。自身の専用技もある為、全キャラ中覚える技は最多になる。


影:最初に少年の仲間に加わる事になる正体不明の生物。最初の内は言葉を知らないのか話し方が拙いが、段々学んで達者に話す様になる。素直で純粋で騙されやすい。

能力的には育て方で様々に変化するオールマイティー道化師タイプ。仲間の誰かのまねをして技や装備の使い方を覚える為、仲間の誰かがが出来る事以外は覚えられない。但し、中盤からは覚えた事を組み合わせて新しい技を創り出す、という事が可能になる。

固有技「変身」は味方だけでなく敵に変身する事も可能で、ラーニングによって技も覚えられる。


剣士:書の道に生きる事を望む剣士。根が真面目で義に熱い。何というか正義の味方的気質の持ち主。勧善懲悪を信条としているが、無益な殺生を否定している。基本的にはマイペース。意外と博識。

能力的には速攻剣士タイプ。剣や刀といった中近距離の武器を得意とし、重量的攻撃より手数を増やす方向で攻撃力をあげている。大剣は装備できない。物理攻撃力と素早さが高め。魔力や魔術耐性はあまり高くない。素早さが高い為、回避率も高い。防御力を上げようと重装備にすると素早さが下がるので、それはあまりお勧めできない。固有技は剣技。






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