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135、怪盗ケッサールVS探偵ミッケ

endlossシリーズ。ケッサールとミッケの初対決のころ

  


「――実に幼稚なトリックですね。私が出るまでもないかな」

「ミッケ君、まさかもうトリックと犯人が分かったのかね?!」

「…というか、わからないのですか?警視。単純すぎてトリックというのもおこがましいと私は思うのですが」

「勿体ぶってないで、早く教えてくれないか?犯人は誰なんだ?」

「…仕方がありませんね。解説しましょう」


「どこかに、私を楽しませるような面白い謎がないものなんでしょうかねぇ…」





ミッケ:とある名門校の学生であり、探偵。高校生くらい。まだ哲学に傾倒していない。探偵業は一種の暇つぶしのようなものであり、どんな事件に対しても、その内包する謎に対する興味以上のことは感じない。被害者やら当事者やら犯人やらの感情にはほとんど頓着しない。食いしん坊。


ケッサール:巷で最近騒がれ始めた純白の怪盗。盗むもの美術品が中心だが、時々妙なものも盗んだりする。神出鬼没。女性に弱い。


ソーサー警視:黒ラブ獣人。レッコーの父の部下。お人好しで気安い人。滅多に怒らず、大抵の事は笑って許せる度量の持ち主。でも、犯罪行為は許さない。レッコーの事は割と幼いころから知っている。ミッケとはレッコーを通して知り合った。ミッケの事は多少人格が歪んでいるけれど、推理は確かだ、と思っている。


レッコー:ミッケと同じく、とある名門校の学生で、腐れ縁的な幼馴染。父のように警察官になりたいと考え、努力している。まじめで努力家な秀才タイプ。ミッケには長年迷惑をかけられているが、最近は探偵のまねごとを始めて他に迷惑のかかる対象が移り始めたので、これを機に縁を切れたらいいと思っている。




「怪盗ケッサール?」

「知らないのかい?ミッケ君。最近出没し始めた怪盗なんだが」

「…そういえば、最近派手な怪盗が暴れているらしい、という話を聞いた覚えがありますね。それですか?」

「おそらくそれだろうな。…その怪盗ケッサールから予告状が届いた、という届け出があったんだよ」

「それ、私も見ることはできますか?」




・ミッケが学生時代にかかわった事件のオムニバス。軽犯罪から重犯罪まで何にでも首を突っ込む。ケッサールとの初対決も含む。

・ミッケとケッサールは大体同年代。あと、実は先代とかいて因縁があったり。

・レッコーは日常の場面以外ではあんまり出てこない。ミッケが嫌な感じにアグレッシブ。いろいろ無遠慮で無神経。たまにソーサーに怒られる。




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