134、気まぐれな紅
若干(否、全く)普通の人間ではない主人公は、ある時、異世界のモノと交流を果たす。それと話をし、主人公はケイヤクをする。自分の存在をかけてある一人を助ける、と。
主人公:自称・“神の威を刈る神”。天上天下唯我独尊。マイペースな快楽主義者。ドS。常識も良識もないが博識。楽しいかどうかで他人の生死を左右したりする。何だかんだ言って身内には甘い。反則的に強い。大抵の事は出来るが、穢れに弱い。
・精霊によって少女と体が入れ替えられている。というか、体を入れ替えられた事によって少女は女の子になっているわけだが。状況を楽しんでいる様な所がある。
・主人公が”何”なのかは不明。取り敢えず、元々は人間だったらしい。
・子供の頃幽閉されていた為、閉塞空間が苦手。閉所恐怖症とはまた別。
少女:少年の双子の妹。猫被りが上手く、とても腹黒い。兄を慕ってはいるものの、遠慮なく足蹴にしたりする。主人公には基本猫を被っている。
・本来消えるべき定めを持った少年。というか、逆行二周目。自分が大罪を犯したと認識していて、自分は裁かれるべきだと思っている。
少年:少女の双子の兄。怒りっぽい。ツンデレというか、ツンギレ。結構口が悪い。シスコン。主人公に対してはつっけんどんに対応する事が多い。デレが少ない。
・彼もまた二周目。一周目の時、実質もう一人の少年の死によって生き残った様な所がある為、引け目の様なものがあり、気にかけている。ちなみにシスコンとそれは関係ない。
精霊:音を司る精霊。主人公と契約を結ぶ。消える定めを持った二人の少年を大切に思っており、助けたいと思っているが、自分では一人しか助けられない為、主人公に助けを求めた。腹黒い所もあるが、詰めが甘い。何か憎めない感じ。
・少年たちを逆行させた張本人。正直二人が助かれば他はどうなってもいいとすら思っている。
・主人公は本来“少年”であるはずの体に入っているので、ま、少年扱い。
・一周目の時主人公はいない為、勿論少年に双子の妹はいない。
・2人の少年の関係性は一言では言い表せない微妙なもの。取り敢えず、初期は敵同士、以降どうなのかは微妙な所。うーん…同志…?
・2人以外にも逆行している人間は何人かいる。大体一周目で死んでいる。
・一周目の記憶が戻るのは入れ替わり後。
・入れ替えは主人公の意思とは無関係に精霊が勝手にやった。後に精霊は主人公にどつかれるが、入れ替えを戻したりはしない。戻るのは全てが終わった後。
・大体のキャラは一周目の記憶を持っておらず、逆行の事も知らない。




