登場人物紹介(最初にサラッと御覧ください)
■ 一ノ瀬直也
•最大手総合商社「五井物産」勤務の20代半ばの男性。
•まだ若手ながら周囲からの信頼は厚く、携わるプロジェクトは日米での世界最大規模のエコAIデータセンターを運営するGAIALINQプロジェクトとして結実する。その貢献により、プロジェクトの最高執行責任者(COO)となる。
•保奈美の義兄として同居する事になるが、彼女に対しては、常に「大人としての責任」や兄妹としての「禁忌の意識」が強く働くものの、一方で、もう彼女がいない人生は考えられないという思いも抱いている。
■ 一ノ瀬保奈美
•女子校に通う高校生で直也の義妹。その美貌で知られるようになる。
•物心つく頃から母と二人きりで生きてきた。
•直也に対しては「お義兄さん」としての尊敬と憧れを抱いているが、徐々にそれを超えた感情を抱く。
•健気で素直、一途でしかし凛とした性格を持つ。
•高校生・義妹で直也とは年齢差(8歳)があるが、日常の積み重ねが二人を近づけていく。
■ 谷川莉子
•直也の幼馴染で近隣に住んでいるご近所さん。
•実家の酒屋で家事手伝いをしながら、自分が突き詰めたい事(音楽)に取り組んでいて、Youtuberとして知られるようになってきている。
•母親が亡くなった後の一ノ瀬家親子(直也と直也の父親)の生活をいつも気遣ってきた。
•直也に対してはただの幼馴染という以上の気持ちを持っている。
■ 宮本玲那
•直也の同期の総合商社マン。
•仕事で直也をサポートし、直也を裏方で支える内助の功。
•新人時代の研修で丹沢登山をした時に、足を挫いた彼女をテーピングで助けたのが直也で、それ依頼、同期という以上の感情を直也に向けている。
■ 新堂亜紀
•直也が新人の際のチューターであり先輩(2年先輩)。
•仕事が出来るだけでなく、必要に応じて『女』を最大限に活用する強かな女性。
•直也が新人の頃から、その素質と将来性を見抜いていて、直也がグリゴラへの増資引き受けや、DeepFuture AIのシードラウンド出資等について、常に支持して手助けをしてきた。
■ 神宮寺麻里
•直也が大学生時代に付き合っていた元カノ。
•ある誤解から2人は別れることとなったが、それが誤解であった事を知り、直也に対する愛が復活している(お義兄さんといっしょ2参照)。
•IT、特にAI領域のプロフェッショナルである。
■水樹 透子
•直也が大学生時代に手伝っていたボランティアサークルとの会合で知り合い、直也に憧れていた女性。
•父親が直也に余命数ヶ月もない事を告げ、せめて最後のいっときだけでも、好きになった男性とお付き合いのような形で思い出を作ってくれないかと相談。
•母親が日系米国人。父親は商社マン。
■イーサン・クラーク
•DeepFuture AIという次世代ビッグテック候補筆頭といわれるAIベンチャーを創業し、現在はDeepFuture AI のCEO。
•スタンフォード大学出身、かつてはビッグテックの研究チームに在籍していて、その後独立し、オープンソース・コミュニティを巻き込みながらDeepFuture AIを起業し、現在ではAI系のニュース等で話題に出ない日はない。
•直也とは彼が起業してまだ間もない頃からの付き合いで、自分の力強い仲間と見なしている。
■大田 秀介
•AAC(Agentic Ad Companion)社の創業者・CEO。
•大学時代にAI研究で夢を抱いたが、父の病や家業閉鎖で断念し、電報堂デジタル新卒採用空き枠でギリギリ入社したが、仕事は優秀で「処理屋」と呼ばれる実務の切り札と言われていた。後にシリコンバレーで起業し成功。
•街丘由佳や高瀬彩花とは東都工業大学時代に同じ研究室に所属していた友人であり、彼はこの二人の支援によってAACでの成功を勝ち取っている(アイデンティティ参照)。
■街丘 由佳
•日本GBC(Global Business Computer)社のAIセクターの事実上の最高執行責任者であり、GBC本体でも知られる才女で、最年少で部長となっている。
•秀介の大学同期で元恋人。キャリア志向で結婚よりも仕事を優先したが、秀介への想いを残しつつ、再会後は彼を支え、最後は潔く身を引いた経緯がある。ただ、今でも秀介への思いを残す(アイデンティティ参照)。
■高瀬 彩花
•秀介の大学同期。電報堂で仕事をしていたが、栗田自動車にヘッドハンティングされ、現在は栗田自動車の広報部勤務(アイデンティティ参照)。
•由佳とは親友。
■大田 美沙
•秀介の妻。電報堂本体・営業だったが退職して現在は専業主婦として秀介の仕事から家庭での生活まで全てをサポートしている(アイデンティティ参照)。
•父は元総務省官僚で、天下りで電報堂副社長を務めた後退任した。現在は両親がしばしば渡米して孫の顔を見に来る状況。
■加賀谷 隆司
•愛妻家であり、その妻の身体があまり丈夫でない事から、勤務的に余裕がある仕事に変える事を決意し、経産省を退官した経緯を持つ。この経緯は省内でも知られており、逆にその家庭愛ある姿が多くの若手官僚からも尊敬を集めている。
•グリゴラ社の第三者割当増資に際して、直也がいち早く五井物産内部での稟議処理を進め、同時に経済紙に意図的なリークを行って、グリゴラへの他社の増資意思決定を促した戦略的な対応を評価しており、以来、直也の事を何かと目をかけている。
•今でも経産省幹部とは関係性が深く、非公式に経済政策に関わる『意見交換』を政官界と行う際には、非常に頼れる窓口になってくれる。
■柊遥
•環境省・地球環境局のエース官僚。20代後半。東京大学法学部→キャリア官僚。環境アセスメント、再エネ政策、安全保障環境といった横断テーマに強みを持つ。
•通り名は「凍結遥」。経産省リバタリアン派や利益優先の再エネ事業者がつけたあだ名。理由は、無理筋な案件を「環境破壊リスク」や「処理コスト問題」でことごとくストップさせてきたため。彼女に当たると案件が“凍結”されるので、恐れと揶揄を込めてそう呼ばれている。
※本編はカクヨムにも掲載しています。




